じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

運転免許更新

先週の金曜日に運転免許の更新に行ってきました。

コロナの影響で、ダウンタウン周辺の運転免許センターは全て営業が中止されており、運転免許自体も無条件で有効期限が2021年6月1日まで延長されています。従って、急いで更新する必要は本来はないのですが、Zipcarが免許が切れているため使用できなくなってしまい、いくら交渉しても受け付けてくれないので、実質運転免許は有効なのにZipcarが運転できないという問題が生じてしまいました。

そこで、重い腰をあげて、どこか免許の更新をやっていないか調べてみたところ、ありましたありました。郊外では普通に免許センターが開いていました。

今回は、ダウンタウンから比較的アクセスの良いChicago Northに行くことにしました。

https://apps.ilsos.gov/facilityfinder/facilityfinder?command=getFacilityDetails&facilityId=303

 

行き方は、シカゴダウンタウンからは146 or 147のバスに乗り、Foster/Broadwayというところで92番に乗り換えます。そして、Foster&Laramieというバス停で降りてから徒歩で10分ぐらい歩くと、Marianosというスーパーの横に免許センターはあります。乗り換え込みで大体70分ぐらいかかります。タクシーで行く場合は、23ドルぐらいかかりました。

 

金曜日に免許更新を行ったのですが、実は木曜日に友人が免許更新に行くというので一緒についていきました。朝7時のバスに乗り、免許センターに8時5分ぐらいに着いたのですが、センターの前には長蛇の列を認めました。そこで、その列の最後尾に並ぼうとしたのですが、職員に「これ以上受け付けられないから、1時間後に再度出直してこい!!」と怒られ、渋々Marianosのカフェスペースで時間を潰しました。1時間後に戻って来ると、予想通りですが、列はより長くなり、私はその日時間も限られていたので諦めて翌日出直すことにしました。その日、友人はその後3時間列に並び、ようやく免許の更新ができたそうです。従って、私は金曜日に免許センターが開く1時間前に並ぶことにしました。

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前日の長蛇の列

決戦の金曜日。6時20分に起床。6時50分にUberを呼んで現地に向かいました。ダウンタウンから免許センターまでは道が空いていたこともあり、大体15分程度で到着しました。するとどうでしょう!!免許センターの前には、昨日の朝8時と同じぐらいの長蛇の列が既にできているではありませんか!!仕方ないので、最後尾に並び待つこと30分ぐらいすると、係員がTicketを配りに来てくれました。Ticketといっても、それをもらったから列を離れて良いとかのものではなく、必要書類をきちんと持参しているかを確認され、チェックが入るだけのものです。この時点で不備があると取りに帰るように指示されます。Ticketをもらっても、そのTicket自体は、最後入館する際に係員に回収され、一度も確認されることはありませんでした。

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当日の列の写真

運が悪いことに、並んで80分が経過し、半分ほど列が進んだ時点で、全く列が動かなくなりました。すると、係員が状況説明。どうやらシステムがシャットダウンして処理できなくなったようです。復旧の目処は立たないことを告げられましたが、せっかく朝から並んでいるので待つことにしました。幸い30分程でシステムが復旧したと連絡が入りました。最終的に建物の中に入るだけで2時間半を要しました。

 

建物の中に入ると、顔写真を取り、Social distanceを保った状態で各担当者に割り振られます。必要書類を提出し、処理終了後に30ドル払い、Temporary licenseをもらって終了です。僕の場合、担当者がDS-2019の扱いを全く分かっておらず、ついには怒り出す始末。色々な人に聞きながら処理を進めていたため、ここでも30分程度かかりました。

 

いやー朝7時に並び始め、最終的に免許センターを後にしたのは11時でした。気温が3度だったこともあり、体が冷え切ったので、Marianosで遅めの朝食+コーヒーを飲んで帰路につきました。

 

係員の話では、日によって列の長さにも大きな差があるようで、木曜日はむしろかなり列が短かった方だそうです。金曜日は皆仕事を午前中休んで取りに来たりしやすいのか、8時の時点で免許センターの裏まで続いていました。木曜日の1.5倍ー2倍の長さです。私が帰る時点の方がむしろ短くなっており、朝一番に皆押しかける傾向にあるようです。

 

最後に、今回の免許更新ではReal IDを申請することが可能でした。航空法の改定により、米国では従来の運転免許証を空港でのID確認に使用できなくなり、外国人の場合はパスポートかReal IDの提出が求められます。

https://realid.ilsos.gov/

 

私はNorthwesternの下記サイトを参照して、できる限りたくさんのdocuments.を持っていきました(係員によっては受け付けてくれる書類が異なるため余裕を持たせた方が良い)。

Real IDでは普通の運転免許に比べて、住所証明に必要な書類が一通多く必要になります。

具体的にはアパートの契約書、電話・インターネット等のBill、Rentar's insurance、連邦政府やシカゴ市から届いた公的な書類などです。実際私の場合、インターネットのBillはアパートの家賃に料金が含まれているので、支払額が0ドルになっていました。案の定、0ドルなんて怪しいと散々言われ、他の書類を提出するように求められました。

最終的に免許更新+Real ID申請に使用した書類は以下の通りです:

1、I-94

2、DS-2019

3、SSNの原本

4、パスポート

5、ComEd(電気料金の領収書)

6、Bank Statement

書いてあるよりも多くの書類を求められたので、念には念を入れて持っていって良かったです。

https://www.northwestern.edu/international/living-working/taxes-and-legal-matters/drivers-license-requirements.pdf