じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

Saucony Endorphin Speed 2に関するレビュー

ブラックフライデーに感化されすぎですが、折角安いので欲しくてなかなか買えていなかったRace用シューズに手を出してしまいました。

Sauconyの名作、Endorphin Speed 2です!!!

www.saucony.com

もともとの値段は米国では税抜き$160なのですが、Black Fridayで20% off (何故か、Cyber Mondayは25% offでした、クソっ!!!)且つRakuten Cash Backが8%ついたので、税込で$140弱で購入することができました。

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Endorphin Speed 2

 

購入した理由:

靴にあまりこだわりがなかったのですが、ランニングを初めて徐々にタイムが伸びるのつれ、少し上を目指してみたいと思うようになりました。現在は2021年12月初旬ですが、春のハーフマラソンでサブ90を達成したい(自己ベスト1時間33分18秒)ので、キロ4分15秒以下でコンスタントに走る必要があります。現在の走力ではまだ達成は厳しいので、靴の力も借りて達成したいというのが本音です。

YoutubeWebsiteを色々検索した結果、コストパフォーマンスに非常に優れているRacing shoesを探し、まだスピード的にもカーボンプレートまでは必要ないかなということで候補を絞りました。そして、ListにはSaucony Endorphin Speed 2、HOKA ONE ONEのMach 4、New BalanceのRebel V2を入れました。試し履きをした感じではRebel V2かなとも思いましたが、以前ニューバランスを履いていたこともあり、今回は別のメーカーをと考え、最終的にはSpeed 2にしました。

試し履きをした感覚では、この3足の中では一番反発力があることに加えて、足が前に進む感じが一番強いと思いました。非常に楽しく走れるくつだなと思ったのも購入の一因です。ただ、ニューバランスやHOKAよりもややシューズ幅がタイトな感じがしたのが気になりましたが、Race shoesはこんなものかと思い買ってしまいました。

 

性能に関しては、いろんなWebsiteYoutubeで説明されているので、ここでは省き、実際に外を走ってみた時の感触をこちらでは伝えたいと思います。

 

1、サイズ感

最近購入したエアズームペガサス38やHOKA ONE ONE Rincon 3と比べても、シューズ幅がタイトです。たまにワイドサイズの靴を履くこともある私には少しきつめというのが正直な印象になります。ただ、押されて痛いとかそういう感じではなく、足にピタッとくっつく感じです。アウターが上記2足と比べてもやや固めの素材でできているため、伸縮性があまり感じられないことも原因かもしれません。

シュータンはRincon 3とペガサスの中間ぐらいの厚さで、薄くもなく厚くも無くと言った感じになります。

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アウター

踵はしっかりしていて、先っぽはややクッション性がある素材でできています。足首の紐をしっかり結ぶことで、一体感とホールド感が増す感覚を覚えました。

 

2、靴紐

私の足の甲が高いのも原因だと思いますが、靴紐が結構短いです。特に結べないというほどではないのですが、他のシューズと比べると少なくとも4cmほど短いのかなという感じがします。実際に長さを測ったわけではないのですが、最後の結ぶ部分の長さからの推測です。

 

3、実際に走ってみた時の感想

  • キロ5:00 - 6:00:十分に反発を感じますし、クッション性も高いです。ただ、気になるのは安定感が低いように感じました。普段のジョグやテンポ走ぐらいまではペガサス38を履くことが多いのですが、ペガサスと比べると安定感は歴然とした差があり、Speed 2の安定感は低めです。なので、ゆっくりのスピードで長時間走るのには向いていないような気がします。
  • キロ4:15 - 5:00:中足部で着地する走り方なので、ポンポンと足が跳ねる感じがあり、非常に気持ちよく走れました。安定感は低いですが、スピードを出すと靴が前に倒れ込むような感じに引き続き、体も前へ進んでいく(Speedroll technology)感覚が非常に心地よいです。安定感に関しては、低速の時よりもあまり気になりませんでした。普段4:15ぐらいで走ると息が切れてくるのですが、楽に走れたせいかあまり息切れを感じませんでした。
  • キロ3:30 - 4:15:スピードを上げれば上げるほど反発が返ってきて、スピードに乗る感じが最高でした。1ヶ月半前の1キロのPBが3分43秒だったのですが、1キロTTを3本してみたところ、1本目3分34秒、2本目3分35秒、3本目3分32秒と3本連続で8-11秒ほど短縮することができました(この1ヶ月半で走力が上がった可能性は十分にあるので、靴だけの影響とは思っていません)。
  • キロ3:30以上:1kmのTTしかしていないので、100-400mのインターバルをやった際にはまた感想を上げてみたいと思います。

以上から個人的に思う点としては、Endorphin Speed 2は低速でも走れるとは思いますが、やや安定性にかけているため、サブ3.5前後の方がRace、テンポ走、Interval training等で使用するのにまさに最適なシューズではないかなと思いました。私は、今後はInterval trainingとRaceで主にこの靴を使用していこうと思っています。LSDや早めのジョグ程度であれば、ペガサスの方が安定感があり、足への負担も少ないと思うのでより適しているように思いました。