じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

大阪マラソン2023

2023年2月26日、大阪マラソン2023に参加してきました。今回が人生3度目のフルマラソンになりますが、今まで参加した中で最も大きな大会で、約3万人のランナーが参加したようです。

1、ビブ受け取り、Expoについて

 大会の週の金曜日・土曜日がビブの受け取りになります。当日の受け取りは一切できません。私は、土曜日の夕方17時半ぐらいに行ったのですが、この時間帯は待ち時間なしで入ることができました。ただ、土曜日の日中は大混雑だったようで、友人は入るのに1時間近くかかったと言っていました。金曜日に受け取りに行った友人はかなり空いていたと言っていたので、金曜日か土曜日の夕方以降に行くのが良いと思います。

 

2、大会当日朝

整列時の様子


当日は曇りですが、時折青空が顔を覗かせていました。ただ、風が意外と強く、気温は朝の時点で2度ぐらいだったのですが、体感気温はもっと低かったように思いました。

 9時15分出走だったので、7時55分ぐらいに会場入りしたのですが、すでにトイレは大渋滞。友人と着替えたり、荷物を預けたりしていたら8時半ぐらいになってしまい、急いでスタートに向かうものの、これもまた大渋滞。結局グループBに並べたのは8時50分ぐらいで、グループBの半分よりも後ろの方になってしまいました。トイレにも行きたかったのですが、スタートでかなり後ろになってしまうのも嫌だったので我慢することにしました。

 

3、スタートから10キロ

 9時15分に号砲がなりランナーがスタート。私はグループBの真ん中より後ろだったのですが、スタートラインを越えるのに1分30秒程度かかりました。スタートを超えた後も、渋滞は続き、最初の1キロは頑張って人を抜いたのですが、それでも4分40秒かかってしまいました。その後も、周りには早いランナー、遅いランナーが混在しているため、なかなかペースが安定せず、早い時はキロ3分50秒、遅い時は4分20秒と乱高下を繰り返しました。最終的に目標としていたペースキロ4分10秒前後で安定して走ることができるようになったのは10kmを超えてからでした。

 

4、10キロから30キロ手前

 10キロからペースも安定してきたのですが、レース前に行けなかったトイレが限界に。11キロ地点で道から離れていない場所に良いトイレを発見したので駆け込みました。しかし、ここで40秒ぐらいのロス。

 その後はキロ4分10秒前後ペースで30キロ手前までただただ無心に走って行きました。大阪マラソンは折り返しが非常に多いので、サブスリーのペーサー(グループAからスタート)と何度もすれ違うのですが、スタートの時点で1分30秒ぐらいの差がついているので、それにグループBの後方から追いつくのは至難の業です。30キロぐらいで追いついたら良いなというぐらいで焦らずに走って行きました。

 

5、30キロからゴールまで

 30キロ手前に大阪マラソンの最大の難所である千日前通りの坂があります。そこまでどれだけ足を残せるかが重要だと思って、できるだけ足を温存して走っていました。坂に差し掛かった際にサブスリーのペーサーが坂の上の方に見えたのが良くなかった。この坂で追いついてやろうと思ってペースアップし、下り坂もガンガン飛ばしてペーサーまで100mぐらいのところまで近づけました。ただ、その代償が大きく、33キロから左脹脛が攣り、その後、両足の全ての筋肉が攣って走っては止まると言うのを繰り返す自体に陥ってしまいました。

 疲労は全然感じていませんでしたし、足自体もいつも長距離を走った後のようなだるさもなかったのですが、ただただ、足が攣るというのを繰り返し、1−2キロ走っては足が攣るの繰り返し。ただ、攣っていない時はキロ4;15ー20ぐらいで走れるので、なんでこうなったのか自分でもよく分かりません。

 結果は、グロスで3時間2分19秒(ネットで3時間0分45秒)と言う残念な結果になってしまいました。

レースのペース

大会結果

6、レースを振り返って

 反省点はいくつもありますが、大きな怪我もなく、普段走れない大阪市内の大きな道を走ることができて本当に気持ちよかったです。

 サブスリーを目指して練習してきたので、結果だけを見ると非常に残念な結果のように見えますが、今まで漠然としていたサブスリーと言うものが、すぐ目の前にあることが分かり、次回自信を持ってサブスリー達成ができそうだと思うことができ、自信になりました。これは非常に大きな収穫です。

 ただ、サブスリーを余裕で達成できるほどの走力はないことも同時に明らかになり、整列の時点でできるだけ前に並ぶようにするとか、トレイをきちんと済ますとか、できる限り余裕を持ってゴールを狙える努力をすべきであることは言うまでもありません。今回はこの部分を怠ったのが最大の敗因です。