リンコン3のアウトソールの耐久性が思いのほか低く、長期間履くのは難しくなると思われたので、ブラックフライデーということもあり、エアズーム ペガサス38を急遽購入しました！！
Youtubeや各種レビューを見ても、初心者から上級者まで幅広くカバーする万能シューズという評価ばかりだったので、HOKA ONE ONEのClifton 8とどちらにしようか悩みましたが、ブラックフライデーの割引に負けてこちらを購入しました（背に腹は変えられません、、、）。
１、サイズ感
私にとって最も重要なのでここです。私の足はWide sizeの方が心地よく履けるため、ナイキを購入するかどうか悩んでいました。しかし、エアズームペガサス38は、特にサイズをあげなくても特に問題なくフィットしました。前足部が37と比べても幅広になっているようで、より多くのランナーが履くことができるシューズへと変わったそうです。また、いつもUS sizeの8を履いていますが、特にサイズの変更も必要ありませんでした。つま先にも余裕があり、足の指が押されるような圧迫感もなく、快適に履くことができました。
２、アウター
メッシュ素材でできていて、シュータンも分厚く、足を入れた時に柔らかい布団に包まれているような安心感があります。紐を特にキツく縛らなくても、足と靴が一体化しているような感覚があり、履いていても安心です。現在シカゴでランニングをしていますが、気温が氷点下になることが多い劣悪な条件です。しかし、メッシュ素材が分厚いため、足先が冷たくならずに履くことができ、冬のランニングにはぴったりだなと感じました（リンコン3はアウターが非常に薄く、足先が冷たくなって冬場はかなり辛い）。ただ、逆にいうと、夏場のランニングには少々不向きと言いますか、通気性が少し悪いのかなという気がしています（実際夏場に履いていないので、夏場になったら再度感想を追加します）。
踵部分は前作よりも分厚くなり、よりホールド感がましたそうです。ただ、私個人には踵部分がまだかなり硬く、短い靴下を履いて街に買い物に出たのですが、踵を擦りむいてしまいました。これは、完全に自分のミスであることと、個人差も大きい部分なので、一概には言えませんが、思ったよりも踵が硬いので、長めの靴下を初めに履いた方が良いかもしれません。
３、ミッドソール
全面にナイキ リアクトフォームを使用することで、クッション性と反発性を両立させているようです。スロージョグ、Walkingでは前足部〜踵にかけて、足全体が少し沈み込むような感覚があり、高いクッション性を感じました。
しかし、スピードを上げていくと、中足部から前足部の沈み込むような柔らかさはむしろ消えて、「ポニョン」と地面から反発が返ってくるような感覚に変わりました。特にキロ5分を切るとその傾向はより顕著になるなと感じました。これは、恐らくエアユニットが前足部に入っており、より反発が生まれるためなのかもしれません（これは個人的な感想で、他の人のレビューでは、前足部はより柔らかいというような書き方がされていたりするので、ご自身で確かめてみて下さい）。
普段は中足部あたりで着地していると思いますが、敢えて踵着地にしてみたところ、ミッドソールが衝撃を吸収した後に、足がスムーズに前の方へ進む感覚がありました。ただ、これは中足部や前足部での着地の感覚とは全く異なるものです。どこで着地しても、ある程度の反発をもらえるという点はこの靴の凄みなのかなと思いました。
４、アウトソール
一言で言うと、エアズームペガサス38のアウトソールは非常に頑丈でグリップ力も優れていると感じました。まだ、耐久性自体は調べていませんが、グリップ力はリンコンとは別次元です。同じ濡れたトラックを2足で履きくらべしてみましたが、リンコンはすでに300km走っている影響もあり、容易に滑り、スピードが出しづらかったですが、エアズームペガサス38は滑る感じもなく、しっかり地面を捉えられている感じがありました。
購入して２日で25kmをいろんなスピードで走ってみましたが、まだリンコン3に慣れていて、長距離を走るのは少し違和感がありました。今後徐々に履き慣らしていこうと思います。
