メタスピードスカイとメタスピードエッジ+を購入して、色々な状況下で履き比べを行ったので、その簡単なレビューをスピード別に書こうと思います。
- キロ3分20秒〜3分40秒
私の走力だとインターバルトレーニング〜5kmのレースペースぐらいのスピードになります。
2足の大きな違いは、スカイは楽にスピードが出るのに対して、エッジ+は思った以上に勝手にスピードが出ているという点です。
スカイはストライドが伸びるので、楽にスピードが出せます。一方で、エッジ+は勝手に足が転がるというか回る感じが強いです。5kmの大会にそれぞれを履いて出てみましたが、タイムは6秒ぐらいしか変わりませんでした。スカイを履いた日は気温が28度でしたが、前日練習していなかったので足は元気でした。エッジ+を履いた日は、気温が23度でしたが、前日・前々日とかなり強度の高い練習をしたので、足が重く、ふくらはぎが筋肉痛という状況でした。
上記違いがあるので一概に比較はできませんが、どちらのシューズでもこのスピード域では私の場合には大きな差は感じませんでした。
- キロ3分40秒から4分00秒
私の場合、10kmからハーフぐらいのペースがこのスピード域になります。実際、2足で10kmとハーフを走ってみましたが、スカイの方が私の場合には楽にペースを維持することができたことに加えて、心拍数を低めに抑えることができました。
- キロ4分00秒から4分15秒
私の場合、30kmからフルマラソンがこのスピード域になりますが、この距離になると如実に靴の差が現れました。スカイは30km走でスピード維持は容易なのですが、30km走り終わった際の膝から下の疲労感が色濃く出ました。一方で、30km走でエッジ+を履いたところ、足の疲れがあまりなく、さらに5kmぐらいは余裕で走れそうなぐらい余裕がありました。
まとめると、、、
私はもともとピッチタイプなのですが、距離が長くなるほどエッジ+の方が足の疲労度は少なくなると感じています。逆に、短い距離(ハーフぐらいまで)の場合には、スカイの方が楽にスピードを出すことができると感じています。走り方や距離に応じて履きわけをするというのも一つ手なのかなという気がしました。ただ、ストライドタイプの方はスカイ一択ということもあり得るので、あくまで今回の記事は走力がサブスリーレベルのピッチ走法の方の参考になればと思います。