じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

つくばマラソン2023年

昨日今シーズン初戦のつくばマラソン走ってきました!!

結果からまず記載すると、グロスで2時間55分32秒、ネットで2時間54分53秒という結果でした⭐️目標としていた2時間55分はネットタイムで切ることができたので、一応目標達成ということで満足するできでした!!

昨年3月の板橋シティーラソンで初めてサブスリーを達成し、2大会連続のサブスリー達成です!!

つくばマラソン

今回は来年以降「つくばマラソン」に参加予定の方に、少しでも快適に参加して頂けるように情報提供をしていきたいと思います。

 

1、コースに関して

 基本的にはフラットでタイムを出しやすいコースと言って良いと思います。今回、私の所属するランニングクラブの方が多数参加しましたが、半分近くの方が自己ベスト更新しています。

 基本的にほとんどアップダウンはありません。ランナーにとって辛いのは、27キロをすぎたあたりに緩くて長い登り、35キロ付近の短くて急な上りと(口の堀陸橋への上り)、39キロ付近の折り返し後の上りぐらいでしょうか。ただし、ゴールの手前2キロほどは下りなので、最後スピードアップは可能だと思います。

 

2、天候について

 今年は気温が6度、スタート前から霧雨が降るコンディションでした。服装としては、帽子・ネックウォーマー・タンクトップ・アームウォーマー・ランニングタイツ・カフコンプレション・レインコート・少し厚手の手袋でした。

 整列時から雨足が徐々に強まり、長袖のレインコートを持って行って正解でした。気温も低かったため、5キロぐらいまではレインコートを着て走り、その後エイドのゴミ箱にレインコートを捨てて最後まで走りました。

 30キロあたりまでは、上記服装で良かったのですが、30キロ付近から徐々にスピードが落ち始めたところ、急に体全体が固まっていくような感じがしてきました。指先も冷たくなって、寒いなと感じるようになってきました。今回は長袖を着て走りませんでしたが、フルマラソン完走に時間がかかる人はより一層厚着・雨対策が必須の状況だったと思います。かなり低体温症のリスクは高かったのではないでしょうか。

 

3、記録を狙うなら、記録証は必ず提出すべし!!

 つくばマラソンはエントリー終了後に記録証の提出があれば、そのタイムに基づいてスタートグループが決まります。記録証の提出がなければ、申告タイムに基づいてスタート位置が決まるのですが、私は2時間59分で申請していたにもかかわらず、記録証を提出し忘れてしまったため、なんとグループCからのスタートとなってしまいました。私の同僚でサブスリーをしている人も、記録証の提出がない場合にはことごとくグループCになっていました。同じサブスリーでも記録証を提出している人はグループB、さらに陸連登録をしている場合にはグループAからのスタートになっていました。

 記録を狙いたいなら、必ずエントリー後に忘れずに記録証を提出しましょう!!実際、グループCからスタートした場合には、号砲がなってからスタートラインに行くのに37秒かかりました。また、スタート直後は道幅が狭いため、なかなか前の人を抜くことができません。その結果、スタート地点から最初の1kmまでの入りが4分34秒(号砲からだと5分11秒)もかかってしまい、その後も3キロ付近まではゴミゴミしていてスピードが出しにくい状況が続き、非常にストレスでした。それ以降は道幅も広くなり、混在もだいぶ緩和されたため、キロ4:00-4:05付近で走ることができました。

 このように、グループCからスタートすると、恐らくですがグループAやBからスタートした場合と比べて、1分近くタイムロスすることになります。

 

4、エイド・応援

 エイドには水だけのエイド、水・ポカリのあるエイド、さらにシュークリーム等のスイーツのあるエイドがありました。どのエイドも、ある程度の距離があるため、ドリンクが取りにくかったとかそういうことはありませんでした。

 応援に関しては、気温が6度前後で小雨が降る状況下だったためか、沿道にいる方はそこまで多くなかったと思います。それでも、一生懸命応援をしてくれる方が何人もおられ、非常に元気をもらうことができました。

 

5、ランナーのレベル

 日本のフルマラソンは金沢マラソン大阪マラソン、板橋シティーラソンしか走ったことがありませんが、ランナーのレベルは高いと感じました。グループCスタートだったのですが、キロ4:00-4:05ぐらいのスピードで30キロ近くまで安定して走っても、目の前にはずっと結構な人数の人が走っていました。同じぐらいの人数が走る板橋シティーラソンの場合、25キロあたりから少しずつ人がまばらになり始め、ゴール付近では結構前後のランナーの距離は空いてきます。しかし、つくばマラソンはゴール直前まで前後に結構な人が走っていたため、記録を狙いにきているシリアスランナーが多く出場しているのではないかと思われました。

 そういう意味では、周りに同じレベルのランナーが多数走っているので、ペースは作りやすく、少しグループから外れても、すぐに別のグループに混じることができるので、走りやすいと思いました。

 

6、ゴール後、参加賞

 ゴール後はポカリスエットうまい棒・チョコレートなどに加えて、参加賞としてエントリー時に選んだもの(今回は特産品とシューズケースのどちらか)を受け取ります。私は知らなかったのですが、完走メダルがないんですね!!これには驚かされました!!完走メダルを集めていた私にとってはかなり残念でした。完走証もインターネットから各自印刷するシステムのため、現地での発行はありませんでした。

 男子更衣室・女子更衣室があったのですが、私の友人の話では、女子更衣室は足元にシートがひいて無かったため、自分のタイツを地べたに敷いて、その上で着替えたりしたとのことでした。私は使用しませんでしたが、男子更衣室にはシートが敷いてあったとのことで、この差がなんなのかと女性陣は憤慨されてました。

 

7、総じて

 走りやすく、ランナーのレベルも高いため、記録は出しやすい大会だと思います。11月下旬の開催ということで、去年は少し暑かったようですが、今年は気温6−8度、小雨という天候であったため、暑いよりは記録が狙いやすかったと思います。ただ、逆にシリアスランナーではない方にとっては、今回の天候は低体温症のリスクが高まり非常に辛かったのではないでしょうか。私の周りには、手がかじかんで、ジェルや飴などの袋が開けられなかったと言っている人が多かったです。また、ゴール直前で応援をしていましたが、転倒して顔を擦りむいている人が予想以上に多く驚きました。寒さ・雨対策が今回の大会完走の肝だったかもしれません。