じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

2019-01-01から1年間の記事一覧

Northwestern University, Chicago Campus周辺の食レポ

シカゴに来て、12/21で1年が経過しました。 お金もないので、贅沢な外食などは極力控えていますが、それでもたまには外食して、気分転換ってなりますよね。そこで、シカゴで行ったことのあるお店をまとめてみようと思います。 Gino`s East: 渡米後初めていっ…

Proportionality assumptionの評価に関して

Cox proportional hazard modelは生存解析で頻用される解析手法ですが、この手法を使用して良い前提条件をどのように評価するかということに関しては、Publishされた論文内でも1-2行程度で表記が済まされているケースも多く、実際評価していないであろう論文…

英語の略語に関して

日本語でもいろんな略語が日々使われては消えて行っておりますが、英語の略語に関してアメリカ人の友人と話す機会があったので、メモしたものを記載しようと思います。 lbs:Poundsの略。全く意味が分からなかったのだが、友人の話では、lbsはラテン語の天秤…

"Pin down"

3本目の論文もようやく仕上がったので、共著者に最終稿の確認をしてもらうためにメールで連絡を取りました。しかし、一人だけ何回たっても返事がありません。 彼は非常に多忙な人なので、同僚に下記のメールを送ったところ、次のような返事が返ってきました…

引越し

渡米後もうすぐ1年が経とうとした10月の末。 朝玄関に一通の手紙が投函されていました。 「アパート契約が2020年1月16日に切れますので、残るか、残らないかを連絡してください。現在の家賃は$○○○○→$△△△△に引き揚げられます。」 友人から家賃が契約更新の度…

"Pull out"

最近、色々なプロジェクトに入れていただく機会を得たので、色々な人と話すことが多くなってきました。 今回は、病院の患者情報をRedCapとうデータベースに入力する作業のやり方を教えてもらった際に出てきた表現です。 私:What`s my job? Just collecting …

"Fishing expedition"

今回は渡米後2本目の論文が仕上がったので、共著者に内容確認でメールをしたところ、2人から別々に下記のような返答が返ってきました。 A: I am not sure I agree with a "fishing expedition" of modifiers. For each potential modifier, there should be …

論文紹介12

www.sciencedirect.com 米国一発目の仕事が渡米1年以内にAcceptされ、形になりました。この研究はAHA Scientific Session 2019でPoster presentationをした、その日にOnline同時掲載になった本当に思い入れの深い論文です。又、AHA Newsや日本でも取り上げら…

「Touch base (with~)」

RedCapというデータベースを使用して、臨床研究データを集めているボスから、Follow-up dataの入力を頼まれました。 秘書からやり方を教えてもらってくれと言われ、秘書に連絡を取ったところ、 I usually touch base with Dr. A afterward around 3pm. Why d…

「be tied up (with)~」

共著者に論文が書けたので、目を通して欲しいとメールしたところ、下記のようなメールが返ってきました。 I am tied up tonight and in clinic all day tomorrow, but I try to take a look at these revision on Tuesday. ここで使用されている「be tied up…

論文紹介 11

Acute Medicine & Surgery 大学時代の友人との合作2本目がつい先日Onlineで公開されました。 化膿性関節炎+皮下膿瘍で来院されましたが、解熱しないので心臓超音波検査をしたところ、入院時にはなかった三尖弁輪に巨大なVegetationを認めていた症例です。 …

「Catch up」

久しぶりに学会で複数の友人に会った際、What`s upのグループメールでこんなやりとりがありました。 A: Friends! I am heading back to to frigid north, so nice catching up with some of you amazing people! B: Happy travels, A !! So good to catch up…

論文紹介10

Rate and rhythm therapy in patients with atrial fibrillation and the risk of pacing and bradyarrhythmia 心房細動患者における心拍数及びリズム治療とペーシング・徐脈のリスクに関して Heart Rhythm 2019;16:1348-1356. www.sciencedirect.com 背景:…

「Sign up for」と「Apply for」の違い

何かを申し込むという時にすぐに思いつくのが「Apply for〜」ですが、意外とよく使われるのが「Sign up for〜」です。 米国人の友人に使い分けの仕方を聞いたところ、下記のような返答がありました。 ・Apply for:Sign upよりより申し込みに長いProcessが必…

StataでInteractionを評価する方法: Multiplicative Interaction

InteractionにはMultiplicative interactionとAdditive interactionがあります。 Multiplicative interactionでp valueの評価が行われることが多いですが、Multiplicative interactionではInteractionの方向性が誤って算出されてしまうこともあるため、Addit…

「Think over」

アパートの契約更新の季節がやってまいりました。 今回は年率4%の家賃上乗せということで、2170->2233ドルに値上がりするようです。 ここに残るか、引っ越すか。よく考えてから返事しますと言いたいですよね。 そこで使える表現が、「Think over」です。 よ…

Stataで文字→0, 1へ変数を変更する方法

Variableによってはデータ集計の時点でYes, Noなどで集計してしまっており、それを1, 0に変更する必要が出てきます。 そこでオススメのCodeはlabel defineです。 label define variable_name 0 "No" 1 "Yes"とするとYes、Noを1, 0として解析することができま…

StataでdatasetをMerge(結合)させる方法

Stataで2つのDatasetを結合(Merge)させる方法(Stata 16.0使用時) Mainのdatasetを開いておく。 画面上のData→Combine Datasets→Merge two datasetsへと進む。 Merge方法を選択→MatchさせるVariable nameをKey variablesで選択→Filename of dataset on di…

統計ソフト

統計ソフトは色々あります。 R: タダなもので有名なのがRです。非常に汎用性が高く、Flexibleな解析が可能なのが特徴で、Rstudioを使用することで、R単独で使用するよりもはるかに簡単に使用できるようになっています。ただし、Codingを身に付けるのに時間…

Stataで四分位を作る方法

使用するCodeは xtile newvar = var, nquantiles (4) Command(コマンド)欄にxtile newvar = var, nquantiles (4)と入力。 その後、varに自分が4分位に分割したいvariableの名前を入れる。そして新しくできるColumnにつける名前をnewvarのところに代わりに…

論文紹介9

Multicentre experience with the second-generation subcutaneous implantable cardioverter defibrillator and the intermuscular two-incision implantation technique. 次世代S-ICDの多施設での移植経験及び筋内へのTwo incision法について J Cardiovasc…

論文紹介8

Effect of lead design and pacing vector on electrical parameters of quadripolar coronary sinus leads: The RALLY-X4 study クアドロポーラー(4極電極)冠静脈リードの電気的パラーメーターに対する電極リードのデザイン及びペーシングベクターの影響…

論文紹介7

Antithrombotic Therapy for Atrial Fibrillation with Stable Coronary Disease: AFIRE Investigators 安定型冠動脈疾患合併の心房細動に対する抗血栓療法について N Engl J Med 2019 in press. https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1904143?url_v…

論文紹介6

Wrist band photoplethysmography in detection of individual pulses in atrial fibrillation and algorithm-based detection of atrial fibrillation 心房細動におけるリストバンド型フォトプレチスモグラフィーを用いた個人の脈検出とアルゴリズムに基づ…

論文紹介5

Cardiac sympathectomy for refractory ventricular tachycardia in arrhythmogenic right ventricular cardiomyopathy 不整脈源性右室心筋症における、再発性心室頻拍への心臓交感神経切除術に関して Heart Rhythm 2019;16:1003-1010. 背景: 交感神経系は…

AHA 10-days seminar

7月21日から8月2日までAmerican Heart Association (AHA) のTen-days Seminar on the Epidemiology and Prevention of Cardiovasular Disease and Stroke 2019に参加してきました。 https://professional.heart.org/professional/EducationMeetings/Meetings…

"Better half"

泊まり込みでセミナーに参加していますが、今日であった表現で面白かったものを紹介します。 "Better half" 単純に訳すと半分のうちより良い方という意味ですが、一体なんでしょうか。 実際のシチュエーションとしては、朝食時に、Facultyが妻を連れて会場に…

症例報告 1

後期研修2年目の先生が昨年一緒に経験した症例をまとめ、Internal Medicineの症例報告に投稿したところ、無事Acceptを頂きました。 私自身、循環器内科として7年の臨床経験はありましたが、腫瘍性、自己免疫性、ウイルス性、結核性心外膜炎の経験はいくつも…

シカゴの交通手段

目次: シカゴはどんなところか 交通手段(空港〜ダウンタウン) 市内の移動手段 市内の移動はCTA(バス・電車)がオススメhttps://www.transitchicago.com/fares/ 短期旅行客や滞在者の場合には、空港でCTAの1-dayや3-Day Ventra Ticketを買ってしまえば、市…

Go over

久しぶりに英語の表現に関してもUpしていきたいと思います。 今日のイディオムは「Go over」です。 ボスからのメールに頻回に使われていて、いつも全体的な内容は分かっていたので流していたのですが、調べてみました。 1、Boss: I would like to go over t…