じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

引越し

 渡米後もうすぐ1年が経とうとした10月の末。

 朝玄関に一通の手紙が投函されていました。

「アパート契約が2020年1月16日に切れますので、残るか、残らないかを連絡してください。現在の家賃は$○○○○→$△△△△に引き揚げられます。」

 

 友人から家賃が契約更新の度に上昇することは聞かされていたが、正直$100/月の上昇はきつい。それに加え、部屋も友人宅と比較しても狭い方だし、プールも屋外で基本的には5月末〜9月までしか使えないし、、、と色々不満があったので、引っ越す方向で動き始めました。

 アパートの内見会は直接アパートに連絡をとって自分で予約を取ることもできますが、私の場合には手紙が届いてから、決定をするまで2週間弱しかなかったので、ブローカーという仲介人にアパートの上昇から予約まで全てお任せし、1週間で6個ぐらい見学に行って、最終的に決めました。

 時間がない場合には、ブローカーや不動産会社にお願いするのが良いと思いますが、友人のアパートに移りたいなど、すでに希望が決まっている場合には、直接交渉も有効です。その理由としては、友人の紹介割引が使えたり、友人にも紹介の謝金としてアパートによっては$1,000ほど貰えるところもあります。

 ただ、Adiministration feeのcash backだったり、職場の割引だったりなど意外と聞かないと教えてくれない場合などもあるので、こちらでの引越しに慣れている人は良いかもしれません。

 

引越しに必要な書類

・給与証明

・通帳の残高証明

が必要になります。シカゴでは1年分の家賃の3.5倍の給与所得+残高証明が必要となり、ダウンタウンだと$2,000/月は下らないので、最低$84,000が必要になります(中には、3倍で良いというアパート管理の人もいたり、自己申告で良いというアパートもまれにあります)。

 ポスドクだと、給与所得は50,000/year前後なので、$30,000以上足りないことになり、銀行の残高証明が必要になります。米国に既に$30,000以上ある方は特に問題はありませんが、日本の銀行に大半の預金がある方の場合には、さらに日本の銀行の残高証明を英語で記載してもらい、取得する必要性が出てきます。

 

ゆうちょ銀行の残高証明を海外から取得する際に、必要なもの

  • 印鑑
  • 通帳
  • 委任状(原本)

が必要になります。委任状はホームページから取得できますが、記載したものの現物を提出する必要があります。印鑑・通帳も必要です。

印鑑とカードは実家に置いてきたのですが、通帳を置き忘れてきたこと、委任状をFedEXや書留郵便で送ると50ドル前後はすることなどから、渡米される方は、本当に一式実家に預けてくることが望ましいと思います。又、委任状も数枚記載しておいて、何かあった際に対応してもらえるように準備をしておくほうが無難です。

 

 幸い、今回の引越しでは、昨年渡米時に使用した残高証明でなんとかならないかアパート側と交渉したところ、去年の残高証明を使って入居審査をしてくれることとなり、無事審査をパスすることができました。

 これで、年明けからは心機一転、新居で2年目のシカゴ生活を送ることができそうです。