じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

アメリカ最後のレース

4年間のアメリカ留学も残り後2ヶ月になってしまいました。引っ越しの準備も始めたり、職場の残りの仕事も片付けたりと忙しくなってきていますが、趣味の方も一つ区切りをつけないといけない時期になってきました。

本当は、10/2にMilwaukee Lakefront Marathonでフルマラソンを走り、アメリカ最後の大会とする予定でしたが、なんと大会3週間前に急遽中止が決定してしまいました。そのほかにもいくつかフルマラソンがあったのですが、エントリー期間が過ぎていたり、シカゴからかなり離れたところでやっていて、宿泊が必要だったりといずれも参加が難しく調整できませんでした。

従って、やむなく最後に選んだのが、Naperville Half Marathonです。

runnaperville.com

Napervilleはシカゴから車でなら40分ぐらいの距離に位置する街で、全米で一番治安が良く、学生の教育水準も高いということで知られています。アメリカのマラソン大会は一概に開始が早いのですが、7時開始でもシカゴからなら余裕を持って参加できるのが選んだ理由です。あと、いろいろな規模のハーフマラソンがあるのですが、Naperville Half Marathonはハーフの部だけでも例年1,000人以上が参加する比較的大きめの大会なので、実力試しにはちょうど良いと考えたことが理由です。

 

ラソン当日の朝5時半にUberで出発し、6時10分ぐらいに現地に到着しました。当日の朝にPacket pick-upをして、ゼッケと手荷物を預ける袋を受け取りました。最後に、荷物を預けてアップをして準備完了です。当日の朝は気温が3度とかなり寒かったので、手袋とアームウォーマー着用で走ることにしました。

 

Naperville Half Marathonは同一コースを2周というのは事前に知っていました。ただ、高度表が載っていなかったので、起伏がどの程度あるのか走ってみるまで分かりませんでした。当日走って気づいた点は、結構起伏が多いコースだということです。コースが分からなかったので、少しペースを落として1周目入り、様子を見て2周目ペースを上げようと思って戦略を立てていたのですが、その戦略がピタリとハマり、足を後半まで残すことができました。沿道沿いから多くの方が応援してくれ、きつい時に元気をたくさんもらうことができました。

スタート直前

気温が低かったこと、戦略がはまったこと、応援が多く本来よりも力を発揮することができたこともあり、今年の5月末に出した自己ベスト1時間28分19秒を3分近く更新することができました。何よりも嬉しかったのが、大会は少し小さめですが、今まで一度も達成できなかったAge gruop上位3位以内に入ることができたことです。トライアスロンもそうですが、同じ年代の人たちの中で上位に入りたいという思いが強かったので、最後に達成できて本当に嬉しかったです!!

レース結果

今回のハーフで分かったこととして、以前よりも楽にスピード出し、維持できるようになっていた点です。前回のハーフではコースは平坦だったにもかかわらず、最後の5kmあたりでは息も絶え絶え、足も全然残っていませんでした。しかし、今回は心拍数が上がっても息苦しさは軽度で、最後まで足を残し、最後の1.5kmでさらにペースアップをすることができました。この違いは恐らく3つ考えられます。1つ目は、前回のハーフ以降に毎週取り入れるようにした5km (キロ4:00ペース)の閾値走や白方式クルーズインターバルを積極的に取り入れました。2つ目は、1回あたりの走行距離を伸ばし、その代わり練習回数を週3-4回に減らしました。3つ目は2つ目の変化の結果のようなものですが、ここ4ヶ月の月間走行距離が220km前後→270km前後まで上がっていたことです。閾値付近で走る時間を大幅に増やしたことで、キロ4:00付近で粘れるようになり、月間走行距離が結果的に伸びたことで、ハーフぐらいではへこたれない脚力がついたのかもしれません。白方式クルーズインターバルに関しては、私の大好きなうたランチャネルで取り扱ってくれていますので、ご参考までにLinkを貼っておきます。

www.youtube.com

 

最後に、今回のレースが渡米後に出た記念すべき10回目のレースでした。多くのメダルを持って帰るのは大変ですが、一生の思い出になると思うので、今後も大切にしようと思います。

渡米後に始めたマラソン大会のメダル計10個!!