じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

メタスピードスカイ?メタスピードエッジ+?

メタスピードスカイを格安で購入できたので、今シーズンのレースシューズにしようと思っていた矢先、Ascics Run Tokyo Marunouchiで試し履きをしたメタスピードエッジ+が足に馴染みすぎてこれもポッチてしまいました。というわけで、メタスピードスカイとエッジ+の比較をしていきたいと思います。

 

1、一番大きな違いは何か!?

 スペックとかその辺りは皆さん書かれているので、ぶっちゃけ何が違うのかを端的に記載しようと思います。

 一番の違いは、安定感ではないでしょうか。

 実はスカイの方がエッジプラスよりもアウトソーるの面積が広いので、一見するとスカイの方が安定感があるように見えます。しかし、履いてみるとその差は歴然で、スカイは左右に少しグラグラするのに対して、エッジ+はドシっと支えられ安定感が非常に感じられます。

 

 二番目の違いは、足の回り方だと思います。スカイは反発力に長けているので、どちらかというとピョンピョン飛び跳ねるような感じで気持ちよく走ることができます。普段私はCadenceが185ぐらいなのですが、スカイを履くと同じスピードを出すのに必要なCadenceが180ぐらいになっていました。一方で、エッジ+は、前に倒れ込むと言いますか、足が勝手に前に出る感じがあり、インターバルの後半(800m x 10本の9, 10本目)とかでも勝手に足が回る感じがあり、疲労感をあまり感じなかったので、足持ちが良いシューズだと感じました。

 私はピッチ型なので、そもそもエッジ+の方が合うと思っていたのですが、そこまで靴の性能に大きな違いはないと思って、スカイを買いました。ただ、スカイとエッジ+を2足買って履き比べてみると、こんなに違うんだと改めて靴の性能の違いに驚かされました。

 今後は、スカイは5km-10kmの短い距離、エッジ+はハーフからフルに使用して行こうと思います。

 

2、アウター

 アウターは下記の写真を見ると一目瞭然なのですが、エッジ+の方が中が透けるぐらい薄いです。また、エッジ+の方が私の足には合っているようで、優しく包み込んでくれている感じがありますが、スカイの方はやや高くて親指側が少しきつい感じがあります。

 シューたんは二つとも薄くて大きな違いはありません。

 最後に紐ですが、スカイの紐が長すぎるので、結んだ後に若干踏んでしまいそうになります。ただ、紐自体は解けにくいので問題ありません。エッジ+の紐は細くて波目が付いていて軽いです。また、解けにくく紐の長さもちょうど良いのが特徴です。

左メタスピードスカイ、右メタスピードエッジ+

3、アウトソール

 下の写真を見てわかる通り、アウトソールの面積とカバーしている位置が若干違います。私はどちらかというと、ヒールストライク気味なので、踵の方までカバーしてくれているエッジ+の方がありがたいです。エッジ+の方がミッドソールを増量した分、アウトソールを削って軽量化を図ったようです。

 あと、これも両方靴裏を合わせないと気づかないのですが、スカイの方が靴底の面積がややエッジ+より広いかもしれません。にも関わらず、エッジ+の方が安定感があるのが面白いなと思いました。

左:エッジ+ 右:スカイ

4、ミッドソール

 スカイとエッジ+はミッドソールの厚さに関しては見た目ではあまり変わりません。一点変わるとすると、足先の角度でしょうか。スカイは足先が急に反り上がるのに対して、エッジ+は前足部と中足部の移行部あたりから緩やかに反り上がっている点だと思います。この違いは意外に大きくて、スカイがあまり前に倒れ込むような感じがないのに対して、エッジ+は前に倒れ込む(足が回る)ような感覚が感じられます。これにはプレートの形状も大きく影響していると思いますが、スカイがストライド型用でエッジ+がピッチ型に向いているというのも頷けます。

オレンジ:スカイ 赤:エッジ+

5、最後に

 皆さんも、是非2足を履き比べてみてください。やっぱりしっかり履き比べてから靴は買うべきだとあらためて感じさせられた2023年9月でした!!