じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

アメリカから日本への一時帰国 その1

2/16にアメリカから日本(成田)へ一時帰国し、現在強制隔離4日目を迎えたところです。

記憶が新しい内に、入国に際しての必要な検査・手続き等に関して簡単にですがまとめようと思います。海外から日本へ入国するにあたるルールが目まぐるしく変更されているので、大まかな内容だけ参考にしてもらえればと思います。詳細は各自で厚生労働省・外務省等のホームページを確認してください。

 

A、出国前に行っておくべきこと

1、出国72時間以内のコロナ検査及び陰性証明取得(出国前検査証明)

www.mofa.go.jp

 

出国72時間以内に指定された検査方法で、コロナの検査陰性証明取得が必要です。私の場合は、ノースウェスタン大学の担当者に事前にメールをし、医療保険で検査が実施できることが判明したため無料で検査を受けることができました。その際に、上記外務省のホームページで取得したフォーマットを事前に渡し、検査結果がで次第そのフォーマットで結果を記載してもらうように依頼しました。

ネットを見ると、採取検体のチェックがされておらず、代わりに直筆で検査の方法が記載された場合、有効な証明書として機能しなかったなどあったようです。厳密に記載され、最後に検査を受けた病院・施設のStampが押されていることをきちんと確認すべきです。

 

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フォーマット

2、質問票Web登録

arqs-qa.followup.mhlw.go.jp

 

ここで、日本到着日、利用航空機、座席番号、緊急連絡先、滞在先(強制隔離明けの自主隔離先)等の情報を入力し、QRコードを取得し、空港で提示できるようにしておく必要があります。

 

3、指定アプリのインストール

MySOS及びCOCOAという二つのアプリを事前に自身のスマートフォンにダウンロードしておく必要があります。飛行機に乗る前にもスタッフに確認されます。

MySOSに関しては必ずログインしておく必要があります!!

なお、MySOSの設定に関しては、日本到着後(私の場合は成田空港)で職員が設定等を詳細に確認するため、触らなくて特に問題はありません。

日本で使用可能なスマートフォンをお持ちでない場合には、自費でレンタルしなければならないようです(13歳以上の場合で携帯を持っていない場合には、レンタルが必要と記載)。

 

4、誓約書(原本必要)

こちらの書類に関しては、氏名、国籍、待機場所、旅券番号、メールアドレス、緊急連絡先等を記載して、サインする必要があります。搭乗前に記載しておいても良いですし、ANAでは機内で書類を一式配っていました。

 

B、米国の空港の状況

今回はシカゴのオヘア空港からANAに乗りました。

空港自体はそこまで人で混雑しているという感じはなく、航空会社のカウンターの待ち時間・セキュリティー・出国手続きは非常にスムーズでした。

航空会社のカウンターでは、QRコード、アプリダウンロード、陰性証明書等の確認を職員が行い、特に不備がなければ普段と至って変わりはありません。

変わりを感じた点としては、セキュリティーチェックが以前よりも少し緩くなっている点です。

具体的に挙げると、

1、靴を脱がなくて良くなった。

2、パソコンや大きな電子機器もカバンから出す必要がなくなった。

ことでしょうか。

 

C、機内

食事・飲水時以外は原則マスク着用が徹底されています。座席は前後に乗客はいましたが、隣には乗客がいなかったため、3列シートを全て独占して快適に帰国できました。

座席を移動した場合には、移動した座席の席番号を後で報告する必要があるので、メモしておくことをお勧めします。

食事は飲み物のサービスは以前と大きく変わりなく、食事前後の手指衛生等は自己責任です。トレイに関しては、係員がこまめに消毒を行っていた点が印象的でした。

日本到着時には、まず入国者のみが畿内から外に出され、乗り継ぎ便の人は機内で待機するように指示されました。

 

D、入国前〜バス(書類確認、コロナ検査、強制隔離先のホテル決定)

1、書類確認

飛行機を降りた後、廊下に多数のパイプ椅子が並んでおり、搭乗者はそこに順番に座ります。そこで、一人ずつ誓約書、陰性証明書、QRコード等々の書類に不備がないかどうかを確認されます。

 

2、コロナ検査

唾液によるコロナ検査が行われます。

ここでの注意点としては、検査30分以内に飲水・ガムを噛んだりしていた場合、30分検査が受けれなくなります。また、唾液によるコロナの検査は、唾液量が結構必要です。着陸一時間前から飲水を一切していなかったため、唾液を出すのに非常に苦労しました。飛行機着陸30分前ぐらいまで可能であれば飲水をしておいた方が良いと思います。

こちらに関しては、検査結果が出るのに2時間程度を要しました。

 

3、強制隔離先ホテル決定

コロナの検査結果を待ちながら、同時に隔離先のホテルを探し始めるようです。ホテルの選定に非常に時間を要し、非常に苦痛でした。

15時半:飛行機が着陸

17時半;検査結果が判明

18時15分:ホテル決定

19時20分:入国を済ませバス乗車

20時半:品川プリンスホテルに到着

 

ホテルに関しては、ネット上大阪や福岡、札幌等々へ飛ばされる可能性に関しても聞いていたのですが、幸い品川プリンスホテルと比較的近い場所になりました。

 

4、ホテル到着後

ホテル到着後は、一人ずつホテルのスタッフによる注意事項の説明やMySOSの操作方法確認、品川プリンス独自の健康モニタリングアプリのダウンロードと使用方法の説明などを受けます。体温計も無料貸し出ししてもらえ、最後に弁当を受け取って自室に入りました。

 

成田到着後からホテルに入るまで約5時間以上を要し、非常に疲れました。特に小さな子供づれの方は大変だと思いました。

 

次のブログでは入室後の生活に関して簡単にまとめていこうと思います。