じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

アメリカから日本への一時帰国 その2

前回に引き続き、今回はホテル入室後の流れに関して記載しようと思います。

 

1、ホテル入室後に必要なこと

 まず行うべき事は、MySOSというアプリを開き、右下の待機場所登録を行います。待機場所登録を行ってから2日以内に、画面真ん中の待機最終日というところに日付が表示されるようになります。私の場合には、約1日ぐらい最終日が表示されるのに要しました。

 待機最終日が表示されると、一日二回(8時半-9時半、15-16時ぐらい)に電話がかかってくるようになります。また、それ以外にも、現在地報告・健康状態報告をするように要求されるため、大体1日5回程度MySOSから連絡が入るようになります。

 

 また、私の強制隔離先では、ホテル独自の健康状態報告システムによる、日々の健康状態報告が必要でした。発熱の有無、症状等を選択し情報を送信しなくてはなりませんでしたが、初回以外は大体1分もかからず終わるため特に苦にはなりませんでした。

 

2、食事の時間

 1日3回食事が自室の前に所定の時刻になると置かれます。朝は7時半ー8時ぐらい、昼は11時半から12時半ぐらい、夕方は5時半ー6時半ぐらいです。私のホテルは大体30分ぐらいのズレがありましたが、おおよそ同じ時間帯に食事が配れました。食事が配られると館内放送がかかりますが、弁当が置かれてから放送がかかるまでに30分-60分程度の時間差があります。あんまり弁当を室温に放置したくなかったため、少し早めにチェックするようにしました。

 

3、食事内容

朝は3日に一回サンドウィッチ、その他はおにぎり+カップ味噌汁という流れでした。

おにぎりは毎回味は違いますが、中位のおにぎりが2個+唐揚げや卵焼きがついている非常にシンプルなものです。朝をしっかり食べたい人にとっては量は少ないと思います。

サンドウィッチは小さいものが4つ入っていて、その他にヨーグルトとオレンジが入っていました。サンドウィッチの日はジュースが配給されます。

 

昼と夜は普通の弁当+お茶という流れです。崎陽軒の焼売弁当など、焼売率が高いことと、野菜がほとんど入っていない点には注意が必要かもしれません。量自体もあまり多くないので、少し物足りないと感じる方も多いかもしれません。

 

注意点ですが、ほとんどのホテルには電子レンジが常備されていないということです。したがって、温かい弁当を食べるのは少し難しいです。電気ポットが常備されていることが多いようで、電気ポットの上に弁当をしばらく置いて食べると良いなど、Youtube等での情報を参考にして私も温めました。

 

4、コロナ検査

 私の待機場所では大体朝の6時半前ぐらいに、館内放送がかかり、3日目・6日目に当たる人にコロナの検査キットが配布される旨がアナウンスされました。7時頃になると一室ずつ検体を回収にくるため、マスクを着用して係員に検体を手渡しします。検査前30分は飲食を避ける必要があるため、大体6時半前には起床しておかないと、口がカラカラの状態で検体を出さなければならず辛いと思います。検査方法は、空港で行ったものと同じ、唾液検査です

 検査結果に関しては、何も連絡がないため問い合わせたところ、陰性の場合には連絡は行わないとのことでした。陽性だった場合には、連絡が個別に入るようです。

 

5、デリバリー

 アマゾンやUber eatsなどでいろいろ頼むことは可能です。ただし、ホテル入室時に酒類・寿司などの生もののデリバリーは禁止されており、アマゾンも中身チェックが入るので禁止されたものの注文はできません室内での飲酒も禁止です)。

 インスタントコーヒー(3回分)や500mlペットボトルの水(6本)は室内に置かれていましたが、水は全然足りないので、私は2Lの水を3本、インスタントコーヒーを追加で購入し、菓子類も追加購入しました。

 アマゾンで注文したものが届く日時を事前にコールセンターへ連絡しておく必要がありますが、配達完了通知があってから実際部屋の前に届くまで1時間もかかっていなかったので、思ったよりもスムーズに配達してもらうことができました。これも時間帯によるとは思います。 

 

6、リネン、ゴミ

 リネンは基本的に交換はありませんが、必要があればコールセンターに連絡するともらえるようです。ゴミに関しても、日々の弁当箱等を袋に入れて、廊下に出しておけば回収してもらえます。

 

7、ホテルの部屋

 これに関しては、当たり外れが非常に多いようです。私の友人はAPAホテルで隔離されていましたが、部屋が非常に狭く、窓もない状態だったようで、6日間の隔離が非常につらかったようです。ただ、私のように部屋も広く、景色も日当たりも良い部屋に当たることもあります。こればかりはどうしようもないので、受け入れるしかありません。隔離期間が全般的に短縮されているので、大きな問題はないかもしれません。

 

以上、簡単ではありますが、隔離の概要をまとめてみました。4日目から6日目にかけて、やはり閉塞感を頻繁に感じるようになり、非常につらかったですが、本日ようやく解放です。外の空気を思いっきり吸おうと思います!!

 

(補足)

隔離最終日は14時半から17時にバスが出発すると記載されていました。私の場合、検査結果が判明し、バスの手配が済んで我々に連絡が来たのは14時35分頃で、バスの発車は15時10分だと言われました。いつ呼ばれても良いように、事前にパッキングを済ませ、すぐに出れるようにしないとバタバタすることになると思うので、注意してください!!