じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

アディゼロジャパン7 シューズレビュー

今年は帰国するためBlack Fridayでは買い物はしないと心に誓いなんとかポッチとするのを我慢したのですが、Cyber Mondayというイベントに負けてしまい、買ってしまいました、アディゼロジャパン7!!

Black Fridayだったらもっと安かったのかもしれませんが、税込みで70ドルで購入できたので、元値の半額ぐらいなのでまあよしとすることにしました。

 

色々ほしい靴はあるのですが、今回は初めてのアディダスのランニングシューズです。なぜ、敢えてアディゼロジャパン7なのか!?それには理由があります。最近ランニング時に早く楽に走れるため、Saucony Endorphin Speed3を含めて、厚底シューズで練習することが多くなっていました。一回一回の練習は気持ちよく走れて充実感を覚えてるのですが、最近タイムが徐々に伸び悩んできたなと薄々感じていました。なかなかキロ4分を楽に走れるようにならないんですいくら練習しても。原因は色々考えられます。例えば、一人で練習することが多いので、なかなかインターバル等で追い込みきれていないというのもありますし、ランニングフォームも我流であるため、改善が必要であることも挙げられます。それに加えて、厚底シューズに頼り切り、あまり努力しなくても楽に早く走れるため、筋力トレーニングの頻度が自ずと減っていたことも原因の一つかもしれません。そこで、原点に戻り、自分の力でもっと走るトレーニングをしようと思い直しました。そこで注目したのが、薄底と厚底の二つの特徴を併せ持ったシューズである、アディゼロジャパン7です。

 

アディゼロジャパン7

シューズのスペック等に関しては、アディダスのオフィシャルサイトや他のWebsiteが詳細に情報を提供しているので、以下は私の感想や気づいた点を中心に記載していこうと思います。

 

1、First impression

 First impressionはすごくレーシーな靴だなということです。持つとびっくりするぐらい軽く、私の持っている靴の中では最軽量で、26.5cmで余裕で200gを切っています。また、軽さを追求するために、アッパーは非常に薄く・硬い素材でできており、指が透けるほどです。また、シュータンや踵部も非常に薄いので、明らかにスピードを出すのに向いた靴だと思いました。

指が透けるぐらい薄いアッパー

2、アッパーに関して

 アッパーは上述の通り非常に薄く固い素材を使用していますが、履いてみるとフィット感は悪くありませんし、走ってみても特に素材の硬さは気になりません。一点気になった点としては、最初足を通した際に踵部分が抜けるような感覚があり、心もとないなと感じた点です。元々私の足は踵が小さいので、より顕著に感じた可能性はありますが、踵部にホールド感を増すためにつけられたと思われるクッションもあまり意味をなしていないように感じました。ただし、シューレースを通す穴が手前と奥に二箇所開いていたので、奥の穴に全てシューレースを通したところ、踵の抜けるような感覚が消失し、非常にフィット感が増しました。靴紐の通し方でここまで履き心地が変わるのかと驚かされました。是非試してみてください。

踵部

あと、もう一点気になる点としては、アッパーの耐久性が低い可能性があります。ただし、40kmしか走っていない時点でのレビューなので、200-300km走った時点で再度報告させてもらおうと思います。

 

3、アウトソール

 アウトソールはグリップ力と耐久性に優れたコンチネンタルラバーが使用されています。これはどこにでも書いてあることなのですが、私が強調したい点としては、アウトソールがかなり分厚いという点です。これだけ軽量化のためアッパーをUpdateしているのに、アウトソールに関してはかなり厚いのが驚かされます。ウトソールはこれだけ厚いので、耐久性は非常に高いと容易に予想されます。また、ラバーが厚く固いので、接地感が固く感じられるのではないかと思います。

 

4、履き心地

 フィット感は上述の通りで、紐の通し方を帰るとフィット感が劇的に改善して、言うことなしの状態になりましたし、踵の抜け感も消失しました。歩いてみると、踵部は固く感じ、前足部はLightstrike Porの影響だと思いますが、弾力を感じます。

 

5、走った感想

 初日に走った感想は一言で言うと、固い靴だなと言うことです。私は陸上部ではないことに加え、ランニングを始めたのが1年半前になります。したがって、薄底シューズというものを履いたことがないので比較はできませんが、最近の厚底シューズと比べるとかなり固いです。その分、足裏のどこが地面についているかよく分かりますし(接地感は非常に良い)、シューズの安定感は非常に高いと感じました。固いので疲れそうな感じはするのですが、走っていて安心できるそんな感じのシューズです。

 キロ5:45-5:00分ぐらいのペースでは、個人の意見になりますが、ペガサス38の方が走りやすいなと思いましたし、足に優しいなと思いました。逆に衝撃が直に伝わってくるので、ふくらはぎや足裏が疲れやすく、足が鍛えられているなと感じました。

 キロ5:00-4:30ぐらいのペースでは、ゆっくりの時とは異なった感じに変化しました。足が回るというか、ペースを抑えていても自然とペースアップしているというかそんな感じに変化し、あまり疲れは感じませんでした。

 キロ4:30-4:00ペースは全く問題なく出せますし、維持するのも楽に感じました。

 インターバルやレペティションも行いましたが、3:50-3:15ぐらいのペースでも気持ちよく走ることができ、パワーを地面に伝えて走っているという感覚がビシビシ伝わってきます。厚底と比べると、これは私の感覚かもしれませんが、股関節から臀部にかかる負担はアディゼロジャパン7の方が厚底レーシングよりは小さく、逆に膝への負担は大きいと感じました。したがって、インターバル走等をする際にも、厚底ばかり履くのではなく、ジャパン7のようなやや薄底よりのシューズも試してみると負担を分散できて良いかもしれないと感じました。

 

6、まとめ

 私の感想としては、アディゼロジャパン7はキロ5分よりも早いジョグで使用したり、ペース走・インターバル走などの練習で力を発揮する靴だと思います。LSD・30K走・フルマラソンなどの長距離を走る靴というよりかは、ハーフぐらいまでの使用に適した靴だと思います。厚底しか履いたことのない方は靴の固さにびっくりすると思いますし、足への負担も大きいので、短い距離から徐々に慣らして行ったほうが良いかもしれません。私は、今後週インターバルなどのポイント練習に加え、サブ3ペースでのペース走や早めジョグで使用していこうと思います。これで足を鍛え、接地感等を研ぎ澄まして厚底レーシングを履きこなせるだけの脚力を養おうと思います。

 

重要:2023年2月28日 追記

購入したジャパン7ですが、非常に気に入って履いていました。ただ、150km走った時点で、アッパーが小指の上で1cmぐらい裂けて穴が空いてしまいました。ジャパン6と比べると、アッパーが硬い素材でできており、蹴る際に曲がることで負荷がかかりやすい部分が裂けたのだと思います。走り方の問題、足の形等色々要因があると思いますが、アッパーの耐久性が乏しい可能性があるので、購入される方は注意してください。

 

アメリカ最後のレース

4年間のアメリカ留学も残り後2ヶ月になってしまいました。引っ越しの準備も始めたり、職場の残りの仕事も片付けたりと忙しくなってきていますが、趣味の方も一つ区切りをつけないといけない時期になってきました。

本当は、10/2にMilwaukee Lakefront Marathonでフルマラソンを走り、アメリカ最後の大会とする予定でしたが、なんと大会3週間前に急遽中止が決定してしまいました。そのほかにもいくつかフルマラソンがあったのですが、エントリー期間が過ぎていたり、シカゴからかなり離れたところでやっていて、宿泊が必要だったりといずれも参加が難しく調整できませんでした。

従って、やむなく最後に選んだのが、Naperville Half Marathonです。

runnaperville.com

Napervilleはシカゴから車でなら40分ぐらいの距離に位置する街で、全米で一番治安が良く、学生の教育水準も高いということで知られています。アメリカのマラソン大会は一概に開始が早いのですが、7時開始でもシカゴからなら余裕を持って参加できるのが選んだ理由です。あと、いろいろな規模のハーフマラソンがあるのですが、Naperville Half Marathonはハーフの部だけでも例年1,000人以上が参加する比較的大きめの大会なので、実力試しにはちょうど良いと考えたことが理由です。

 

ラソン当日の朝5時半にUberで出発し、6時10分ぐらいに現地に到着しました。当日の朝にPacket pick-upをして、ゼッケと手荷物を預ける袋を受け取りました。最後に、荷物を預けてアップをして準備完了です。当日の朝は気温が3度とかなり寒かったので、手袋とアームウォーマー着用で走ることにしました。

 

Naperville Half Marathonは同一コースを2周というのは事前に知っていました。ただ、高度表が載っていなかったので、起伏がどの程度あるのか走ってみるまで分かりませんでした。当日走って気づいた点は、結構起伏が多いコースだということです。コースが分からなかったので、少しペースを落として1周目入り、様子を見て2周目ペースを上げようと思って戦略を立てていたのですが、その戦略がピタリとハマり、足を後半まで残すことができました。沿道沿いから多くの方が応援してくれ、きつい時に元気をたくさんもらうことができました。

スタート直前

気温が低かったこと、戦略がはまったこと、応援が多く本来よりも力を発揮することができたこともあり、今年の5月末に出した自己ベスト1時間28分19秒を3分近く更新することができました。何よりも嬉しかったのが、大会は少し小さめですが、今まで一度も達成できなかったAge gruop上位3位以内に入ることができたことです。トライアスロンもそうですが、同じ年代の人たちの中で上位に入りたいという思いが強かったので、最後に達成できて本当に嬉しかったです!!

レース結果

今回のハーフで分かったこととして、以前よりも楽にスピード出し、維持できるようになっていた点です。前回のハーフではコースは平坦だったにもかかわらず、最後の5kmあたりでは息も絶え絶え、足も全然残っていませんでした。しかし、今回は心拍数が上がっても息苦しさは軽度で、最後まで足を残し、最後の1.5kmでさらにペースアップをすることができました。この違いは恐らく3つ考えられます。1つ目は、前回のハーフ以降に毎週取り入れるようにした5km (キロ4:00ペース)の閾値走や白方式クルーズインターバルを積極的に取り入れました。2つ目は、1回あたりの走行距離を伸ばし、その代わり練習回数を週3-4回に減らしました。3つ目は2つ目の変化の結果のようなものですが、ここ4ヶ月の月間走行距離が220km前後→270km前後まで上がっていたことです。閾値付近で走る時間を大幅に増やしたことで、キロ4:00付近で粘れるようになり、月間走行距離が結果的に伸びたことで、ハーフぐらいではへこたれない脚力がついたのかもしれません。白方式クルーズインターバルに関しては、私の大好きなうたランチャネルで取り扱ってくれていますので、ご参考までにLinkを貼っておきます。

www.youtube.com

 

最後に、今回のレースが渡米後に出た記念すべき10回目のレースでした。多くのメダルを持って帰るのは大変ですが、一生の思い出になると思うので、今後も大切にしようと思います。

渡米後に始めたマラソン大会のメダル計10個!!

 

Endorphin Speed 3 100kmレビュー

100km走行後レビュー

サッカニーのエンドルフィンスピード3を購入後、114.8kmを走ったので、100km走行後のシューズレビューをしたいと思います。主に、早めの距離走で使用しているので、使用頻度があまり多くなく、100km走るのに1ヶ月弱かかってしまいました。

 

100km走行した中で、インターバル (1km 3:45min/km x 5本、Rest 2分)、クルーズインターバル (4:00min/kmで1km + 5:10-5:15min/kmで1kmを1セットとして計8セット)、距離走(平均ペース4:20min/kmで32km走)、早めのジョグ(4:40-4:30min/km)などに使用してみましたが、率直な感想は「気持ちよく、安心して走れるシューズ」になったなということです。

 

前作のスピード2も非常に好きで、テンポ走・ペース走・インターバル等で頻回に使用し、トライアスロンでも使用してきました。ただ、個人的に気になっていたのは、やはり安定感が少しないなと思っていて、長距離を走ると特に右の足首が少し痛くなったりすることがありました。あと、ミッドソールの反発力というよりかは、スピードロールテクノロジーの前に転がる感じが強く、足の回転が早くなるような感じのシューズだったと思います。

 

しかし、今作ではいろいろなところがアップデートされていて、履き心地も大きく変わりました。

一番変わったなと思うところは、安定感が増したことだと思います。前作よりもかなり安定感が増したと個人的には感じていて、そのため長距離を走っても全然足首が痛くなったりせず、安心して走れています。

次に変化として感じたのは、ミッドソールの反発力です。前作は先ほど書いたように、スピードロールテクノロジーの方がメインな感じがしていて、ミッドソールの反発はもちろんすごいのですが、少し霞んでいた感じがします。しかし、今作では、スピードロールテクノロジーよりも、むしろミッドソールの反発感が強くなった感じで、他のシューズに例えるなら、New Balanceのレーシングシューズ、FuelCell RC Elite V2に似た反発感がもらえます。前作よりも少し沈み込むような感じが強くなった感じがしますが、安定感は増しているので、足がポンポン跳ねていくという感じが非常に気に入っています。

前回のレビューでもお話ししましたが、アッパーがかなり伸縮性に富んだ柔らかい素材に変わったので、足幅の広い方や甲高の人も余裕を持って履くことができるのも私としては嬉しいです。前作のように、走った後に親指の外側が少し擦れて痛くなったりということも長距離を走ってもありません。

 

唯一の気づいたデメリットとしては、やはり前作よりもアウトソールが薄くなった分、耐久性は落ちたと思います。私は、基本的に右足は中速部接地なのですが、左足がやや踵接地になっています。その影響か、左足の踵外側の溝だけ既に浅くなってきているのが見た目に分かります。これは前作では300-400km走らないと気づかなかった点です。ただ、雨の日やトレイルを走ったりもしていますが、グリップ力が大きく落ちたとかそいういうことはありません。あくまで、前作よりもアウトソールが薄くなったことで、耐久性が落ちているというだけです

 

今後、距離を伸ばしていった際に、グリップ力がどうなるか、アウトソールがどうなるかに関しては、注意が必要だと思うので、またこまめに情報をUpしていこうと思います。

 

 

Saucony Endorphin Speed 3

久しぶりにランニングシューズを購入したのでシューズレビューをしたいと思います。

今回購入したのは、まだ発売まもないSaucony Endorphin Speed 3です!!

前作のEndorphin Speed 2を700kmほど履き、ミッドソールがボロボロになってしまっていたので、そろそろ買い換えようと思っていた矢先、靴屋の友人のおかげでかなり格安で購入することができました!!

 

前作のEndorphin Speed 2に関して:

 Endorphin Speed2は昨年のブラックフライデーに半額で購入しました。同時期にNikeAir Zoom Pegasus 38を購入して、この2足は私の超がつくほどお気に入りのシューズになりました。Speed2は反発がかなり強いのですが、クッション性にも優れいるのでインターバルや少し早めのペースでのロングジョク等にも使用していました。去年から今年にかけてPegasus 38の次によく履いたシューズです。

私が感じた利点:

1、オールマイティーなシューズ:ジョグにもスピード練にも問題なく使用可能で、汎用性が非常に高い。特にスピードを出せば出すほど反発が返ってくるので、非常に気持ちよくスピードを出せるし、維持できる点は特筆すべき点だと思われる。

2、アウターやアウトソールの耐久性も非常に強い:700km走ってもアウトソールは全く擦り減らず。

私が感じた欠点:

1、足幅が狭い:26cmを購入したのですが、足幅が広めの私には少し走るとキツく感じられ、最初は親指の外側が少し擦れたりもしました。足幅狭めに作られていることに加えて、アウターの伸縮性に乏しかったことがその原因だと思います。

2、ミッドソールの脆弱性300kmぐらい履いた後から、面が濡れいてる日に走るとミッドソールから音がするようになりました。恐らく、発泡スチロールのような構造なので、目に見えないような隙間がたくさんあり、そこに水が入ったことが原因と思われます。

3、安定感が少し劣る:そこまで気になった訳ではありませんが、Pegasusと比べると明らかに安定性に欠けると感じました。

 

新作のEndorphin Speed 3に関して:

 上記のようなEndorphin Speed 2でしたが、Speed 3になって色々とUpgradeされたようです。詳細はSauconyのホームページを参照していただいたら良いと思うので、ここでは私の履いてみた感想を中心に記載していこうと思います。

 

1、ミッドソール:

下記の写真の通り、Speed 2と比べてもミッドソールが明らかに分厚くなりました。さらに、前作ではミッドソール全体が発泡スチロールのような外観だったのですが、今作では上部のみ発泡スチロールのように見えるだけで、下部は前作とは全く異なる様相を呈しています。また、前作と比較すると、明らかに下部のミッドソールがモチモチしていて、クッション性が高まったなと感じられました。

また、特筆すべき点としては、写真では少し分かりにくいですが、前足部と踵部のミッドソールがアウターよりも外側に大きく迫り出している点です。足幅が明らかに広がったため、安定感は確実に増したと思います。

ミッドソール

上から

踵部

2、アウトソール

 アウトソールのラバーの貼り方が前作とは大きく変化しました。本日雨上がりの濡れた路面を走りましたが、特に滑る等の感覚もなく、しっかりと路面を捉えていると感じられました。ただ、前作よりもラバーの厚さが前足部で薄くなっているようで、耐久性に関しては少し劣る可能性はありますが、これは後々またレビューしようと思います。

アウトソール

3、足首周り+シューレース

 足首周り、及び踵部ですが、前作同様しっかり作られています。私の好きなタイプです。踵部のクッションもしっかりしていて、足が抜けるような感覚はありませんでした。シュータンは前作と厚さ自体はあまり変わらないのですが、前作よりもより柔らかくクッション性が増しているように感じました。足全体が柔らかく包み込まれているような感覚で、非常に安心しました。シューレースは伸縮性に富むものになっていて、前作よりも少し太いようです。解けるような感じは全くありません。

 

4、アウター

 ここが私としては最も良くなったと思う点ですが、アウターが伸縮性に富む素材に変わり、Pegasus 38ほど分厚くはありませんが、柔らかい素材に変更されています。そのため、前作では26cmでやや最初きついと感じたので、26.5cmにサイズアップして購入しましたが、26cmでも十分だったような印象を受けます。足全体が優しく包み込まれているような感じで、長時間走るのにも向いているように思いました。

 

走ってみた感想:

 買ってすぐにロング走するのはどうかと思いましたが、履き心地が非常に良かったので、23kmのBuild-up走をしてみました。

 履いて歩いた感じですが、最初は「結構沈み込むな」という感じを受けました。ミッドソールが分厚くなり、下部が特にモチモチしていることが原因だと思います。しかし、いざ走り始めてみると、私は沈み込みは全く気になりませんでした。

 5:00min/kmで1kmアップも兼ねて走ってみて、その後は4:30-4:20ぐらいのペースで14km走りました。最初の5kmは追い風、6km-16kmはかなりの向かい風、最後の17-23kmは追い風という状況でしたが、向かい風でも足がしっかり前に転がってくれることと、前傾を強くすると反発を強くもらえたので、そこまでスピードを維持することは苦になりませんでした。16-23kmは徐々にBuild-upしていき、最終的には4:00min/km前後までペースを上げて終了しています。スピードを上げていっても反応が鈍いとかいうことは一切なく、むしろスピードを上げれば上げるほど反発がもらえて足が上に上がるし、前に進む感覚がありました。最後スピーぢを上げた際は、追い風ということもあったのかもしれませんが、普段履いているカーボンシューズに引けを取らないぐらいの反発があったように思います。23kmを小雨・結構な風の中、最後Build-upして走りましたが、普段よりも足と心肺的にも余裕を持って練習を終了することができたと思います。全てが靴の影響だとは思いませんが、楽にスピードを出せたのは間違いないと思います。

 今回は、5:00min/kmより遅いペースで走ってはいないので、サブ3.5-4.0ぐらいの方にこの靴がどうかは正直分かりませんが、少なくとも私を含めたサブ3.5-サブ3.0ぐらいの方のトレーニング兼レース用シューズとしては非常に良いのではないでしょうか。10月のフルマラソンをEndorphin Pro2で走るか、Speed 3で走るか正直迷っています。9月中旬に20 mileレースが控えているので、そこでPro2を履いて走ってみて、その時に感触と今回の感触を比較して、楽に走れると思った方でフルマラソンに挑戦しようと思います!!目指せサブ3!!

23kmをBuild-upで走ってみました。

 

夏休み第一弾

今年はアメリカ最後の夏休みということで、2回に分けて旅行に行ってきました。

1回目は6月末から7月頭にかけて、2回目はSummer campが終了した8月中旬です。

初にフロリダに行った際に飛行機のトラブルに巻き込まれ、非常に大変な思いをしたことから、今回は非常に遠かったのですが、車でサウスダコタまで向かうことにしました。

 

サウスダコタ周辺には実はたくさんの見どころがあって、ラピッドシティーから日帰りのツアーなどがたくさん出ています。今回は、車でラピッドシティーまで向かい、そこを拠点に幾つかの国立公園や州立公園を回ってきました。

 

1日目:シカゴ→ローチェスター(ミネソタ

補習校が終わってから車で移動。行きはミネソタのローチェスターまで向かいました。

着いたのは10時過ぎ。その日は何もせず就寝。

 

2日目:ローチェスター(ミネソタ)→サウスダコタ(Walls)

この日はロングドライブで8時間近く移動しました。

途中Sioux Fallsという街で、滝を見たりしましたが、基本的にはずっと移動です。

3日目にバッドランズ国立公園を回る予定だったので、バッドランズへ1時間弱で向かうことのできるWallsという街に宿を取りました。

この町はWall Drug Storeという巨大なお土産屋さんがあることで有名です。近くにはGlocery storeもあったりするので、自炊もできます。

Wallsの街並み

私たちは、今回は極力食費を削るために、持ち運び用のコンロを車に積んで移動し、近くのGlocery storeでバイソンの肉や牛肉を買って焼いて食べました!!肉はめちゃくちゃ美味かったんですが、夕方の公園は蚊が多いこと!!誕生日だったのに、プレゼントではなく、蚊に血を逆に吸われまくりました笑

Wallsでの自炊

3日目:Walls(サウスダコタ)→バッドランズ国立公園→ラピッドシティーサウスダコタ

今回の目玉である、バッドランズ国立公園に向かいました。

バッドランズは天気が変わりやすいことで有名なので、雨や雷が落ちないことを祈っていましたが、当日は快晴も快晴で真っ青な空が印象的でした。

基本的には、広大な岩山が雨風で削られた地形で、少し奥に行くと草原等もあり、景観が変わります。草原にはバイソンの群れがいたり、プレーリードックがいたりして、景色以外にも野生の動物を直接見れるので、子供は大喜びでした。写真と動画はInstagramにあげているので、そちらを参考にしてください。

https://www.instagram.com/p/ChL7Nvls-Iu/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

https://www.instagram.com/p/ChL-vInsj9g/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

 

いくつものTrailがあるので、もっと歩きたかったのですが、気温が35度近くまで上がって非常に乾燥しており、長時間のTrailは危険と判断して、近場だけの散策にとどめました。非常に過酷な環境であることが肌でわかり、そこで逞しく生きているバイソン等に感動しました。

朝から夕方まで散策して、夕方から3日目の宿泊地であるラピッドシティーに向かいました。

 

4日目:ラピッドシティーサウスダコタ)→デビルズタワー(ワイオミング)→Deadwood→ラピッドシティー

4日目は車で2時間半ぐらいにあるデビルズタワーを観光することにしました。デビルズタワーはイエローストーン国立公園等があるワイオミング州の右端に位置していて、サウスダコタのラピッドシティーからは日帰りで行けます。

デビルズタワーの周りには二種類のトレイルがあり、気温が高かったため、2kmほどの短いトレイルを家族で散策、その後トレーニングも兼ねて一人で2kmのタイムトライアルをしました。標高が1000mを超えていることに加え、急な坂道もあり、走ると息が切れて大変でしたが、周りの人も応援してくれるなど良い思い出になりました。

デビルズタワーの写真はInstagramに上げているので、下記のリンクを参照してください。

https://www.instagram.com/p/ChL4075MH2o/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

 

デビルズタワーの帰りに、道の駅のような場所で進められたDeadwoodという観光地に立ち寄ってみました。独特の街並みは見る価値があると思いましたが、カジノとバーしかないため、子供連れには少し物足りないかもしれません。無理してまで立ち寄る必要はないかなと思いました。

Deadwoodの街並み

5日目:ラピッドシティーサウスダコタ)→Jewel Cave→Custer State Park(カスター州立公園)→Mount Rushmore→ラピッドシティー

この日は予定が盛り沢山で非常に疲れました。

Wind Cave National Parkという有名なCaveがあるのですが、オンラインでの予約が全てうまてしまっていました。Jewel Caveもオンラインでの予約は取れなかったのですが、ネットで色々調べて私たちはJewel Caveに行くことにしました。オンラインで予約が取れなくても、残りの半分のチケットは当日現地のチケット売り場で早い者勝ちで手に入れることができます。私たちは、朝8時前にJewel caveに到着し、10時過ぎからのツアーのチケットを無事に取ることができました。夕方遅くのチケットを取れば、Wind Caveのチケットも現地で取ることはできたと思いますが、2時間ぐらいの洞窟ツアーを1日2回するのもどうかと思い、私たちはJewel caveのみにしました。

この日は最高気温が37度ぐらいまで上がる予想だったので、涼しい洞窟を心の底から満喫することができました。

 

次に、お昼からはCuster State Parkにバイソンを見に行きました。Custer State Parkに関してはInstagramに写真・動画等を載せているので、そちらを参考にしてください。写真には載せていませんが、湖の辺りで昼食を食べたり、湖でKayakに乗ったりもして自然を堪能しました。本当だったら2日ぐらいいても良いぐらい素晴らしい公園だと思います。キャンプもできるので、テントをお持ちの方やキャンピングカーをお持ちの方はこちらで泊まってください!!

https://www.instagram.com/p/ChL9fqZsu0X/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

https://www.instagram.com/tv/ChGjW2jOYTM/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

 

最後に夕方遅くにマウントラシュモアに行きました。日中は駐車場に車を停めるのに時間がかかるという前情報があり、行くなら朝早めか夕方遅めが良いとのことだったのでそうしました。ここは2時間弱の滞在となりましたが、どのように顔を彫ったのかなどの歴史に関する展示を見たり、子供はJunior Renger Bookを必死にやって、バッチをもらっていました。

夜には花火が上がるので、私たちが帰るぐらいにやってくる人もいました。

こちらもInstagramに写真を載せています。参考にしてください。

https://www.instagram.com/p/ChL4NXYsYxm/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

 

6日目:ラピッドシティーサウスダコタ)→Sioux City(アイオワ州

この日も長時間ドライブです。帰りに私の夢であったField of Dream Movie Siteに行くため、敢えてミネソタではなくアイオワを通って帰ることにしました。

 

7日目:Sioux City→Field of Dream Move Site→シカゴ

Field of Dream Movie Siteはアイオワ州のシカゴ側に位置していて、シカゴからも日帰りで行こうと思えば行けるのですが、なかなか行く機会に恵まれませんでした。アイオワ州にはここ以外にもマジソン郡の橋の下になった橋などいろいろな観光地があります。アイオワ州だけでも非常に楽しめると思うので、もしお時間ある方はアイオワ州を是非散策してみてください。

ちなみにField of Dream Movie Siteでは息子とキャッチボールをしたり、お土産屋さんを見て1時間ぐらいで帰りました。思ったよりも小さくてちょっと立ち寄るだけで十分な感じでした。

 

こんな感じで7週間で1300マイルぐらいを移動した計算になります。時間と体力を異動に削がれましたが、持っていた炊飯器・コンロ等でほぼ自炊で乗り切り、まともなレストランには一度も行きませんでした笑。自然を堪能し、野生動物と触れ合えた良い旅行だったと思います。

竜巻警報

シカゴは米国内でも北に位置しますが、竜巻が発生しうるということは噂に聞いていました。

ただ、シカゴに住み始めてから3年半が経ちますが、一度も竜巻を経験したことはありませんし、警報さえも聞いたことがなく、完全にガードが下がった状態でした。

 

そんな中で、6/13の月曜日の放課後に、子供と友人と外でサッカーをしていたところ、突然携帯のアラートがなり、シカゴの町中に聞いたこともない警報音が鳴り響きました。竜巻警報です。なんとも異様な音で、最初は何が起こったのかわかりませんでした。

youtu.be

竜巻警報が発令された後、しばらくすると空が徐々に曇ってきて、雷が頻回に鳴り始めました。警報がなり初めて40-50分ほどした後、空が真っ暗になり、暴風雨に襲われました。ダウンラウン内では突風等の被害はなかったようですが、郊外では倒木が多発し、家に木が倒れてきたところもあったようです。

 

完全に油断していたので、警報が鳴り始めてから、屋内へ移動するまで非常に時間を要してしまいました。何事もなくて良かったですが、今後は迅速に行動できるように気をつけようと思います。シカゴ、侮りがたし、、、

Shokz OpenRun Pro

最近長時間走ることが増えてきたため、ランニング中に気分を紛らわせるために音楽を聴きたいなと思っていました。Wireless Eαr podを使用していましたが、ランニング中に私は汗をかく量が人よりも多いこと、耳の形状の影響か走っているとEαr podがずれて違和感を感じることなどから、Eαr podに代わる製品を探していました。

 

Youtubeやネットで色々検索したところ、私の目に止まったのは以下の二製品です。

1、Shokz OpenRun Pro

2、Hacray SeaHorse

 

正直なことを言うと、Hacray SeaHorseをはじめ欲しいと思いました。

その理由としては、

  • 完全防水であり、水泳中にも着用できること。
  • 値段が一万円程度であり、Shokz Open Run Proの半額
  • 使用時間も変わらず、HeaHorseには8Gの内蔵メモリが搭載されていること

が挙げられます。

 

しかし、現在予約受付中であり、6月下旬〜7月初旬発送であり、一番使用したい5月末から6月下旬までに使用できないこと、日本でしか販売されておらず、海外に送ると発送料がかなりかかってしまうこと、あとは骨伝導イヤホンに関しては実績がないことも踏まえ、Shokz OpenRun Proを購入することにしました。

Shokzには色々な商品があるので、どれにするか迷いましたが、低音の音が良いと評判であること、急速充電機能がついていること、マイク性能等から他の製品と比べるとかなり高いですが、誕生日ということもあり奮発してProを購入することに決めました。

 

Shokz OpenRun Proについて

外装

今回はアメリカのAmazonで購入しました。値段は税抜きで179ドルだったので、日本で購入した方がこの円安下でも安かったかもしれません。外装はかなりかっよく、箱もしっかりしています。

ケースと中身

OpenRun Proは専用ケースに収納されており、中にはOpenRun Proと充電コードが入っていました。また、箱の中には別に説明書等が入っていました。このケースなんですが、かなり作りがしっかりしていて、持ち運びも安全にできそうだと思いました。

 

本体

本体はクロスした状態で収納されており、取り出しても形は変わりません。

第一印象は、「軽っ!!」でした。実際に重さを測ってみると28.3gしかないんですね。びっくりしました。

軽い!!!

実際耳に装着しても、頭の大きな私でも全く圧迫感を感じることなく快適に着用でき、着けていることを忘れてしまうような自然なつけ心地です。かといって、走って取れるとか落ちるとかいった不安感も全くありません(流石に頭をめちゃくちゃ振るスポーツでは落ちるかもしれません)。

 

セットアップについて

ボタンは左右に二つあり、左はMultiple functionボタンといって、通話に出たり、音楽を停止・再生・早送りしたりするボタンです。右耳には音量ボタンと充電プラグがついています。スイッチは音量ボタンのプラスを長押しすると電源が入ります。その後携帯または接続したいディバイスBluetoothをオンにしてOpenRun Proを選択すると接続終了です。めちゃ簡単です。

ShokzのAppがあるので、事前にダウンロードすると、言語設定やイコライザーモード(会話領域の中間周波数を強化)設定、マルチポイントペアリング等が容易に設定できます。また、システムアップデートもこちらのAppを使用してできるので、ダウンロードしておいて損はないと思います。

 

使用感

実際使用して分かることは、耳元に小さなステレオがあるような感じがすることです。実際、ある程度音を大きくすると周囲に音漏れします。人混みであれば大音量でも問題ないと思いますが、静かな電車・バス等では中音以下にしておいた方が良いと思います。

音に関してはクリアで、低音もよく聞こえます。ただ、低音のバスに関しては、耳栓等で耳を塞ぐとかなり顕著に強調されます。逆に耳栓をしなければ、そこまで低音領域の音を意識することはできません。骨伝導イヤホンのメリットである、周囲の音も効きながらBGM的に音楽を楽しめる点からすると、耳栓をすることはそのメリットを潰してしまう行為です。ただ、逆の見方をすると、周囲の音を気にせず集中したい時には耳栓をすることでかなり重低音の効いた音を楽しみながら仕事等できますし、BGMがわりに使用する場合には耳栓をつけずに音楽を楽しめるという選択肢の幅が広がったと考えることもできます。

 

音量ボタンの操作、Multifunctionボタンの操作も容易であり、OpenRun Proを使用した電話も全く問題はありませんし、マイク機能もかなりしっかりしているので、妻も話し声は全く気にならないと言っていました。

 

ランニング中の使用感を知りたい人もいると思うので、記載しますと、全く問題ありません!!!

OpenRun Proの上からサングラスをしましたが、耳が痛くなるとかそういったことは全くありませんでした。さらに帽子を被ったり、バンダナを巻いたりしても干渉はしませんでした。

市街地等の人混みでは音をある程度大きくしないと聞こえにくいと感じることはありますが、少し静かな場所だと小〜中ぐらいでも十分に聞こえます。何よりも、耳を塞いでいないので、周囲の音も聞こえますし、安心感があります!!

 

最後に、OpenRun Proの最も良いところは、10時間連続使用が可能であることと、仮に充電がなくなっていたとしても急速充電が可能な点です。5分の充電で1.5時間使用が可能になるので、貴重な時間を充電に割かなくても良いのは嬉しいですよね⭐️

 

 

シカゴもだいぶ暖かくなってきて、外を走っている人がかなり増えてきました。湿度が日本ほど高くないことと、気温も上がっても30度ぐらいまでなので、朝夕は快適にランニングが夏でもできます。OpenRun Proを折角買ったので、今年の夏は走りまくって、秋のフルマラソンで再度PB更新を目指したいと思います!!!