じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

アディゼロジャパン8 シューズレビュー

久しぶりのブログ更新です。4月から新しい職場で仕事を始めたため、なかなかブログをする時間がありませんでした。これからはまた少しずつ記事を書いていこうと思います。

 

かなり久しぶりになりますがシューズレビューをしようと思います。

今回レビューする靴は「アディゼロジャパン8」です!!

 

以前の記事でアディゼロジャパン7に関するシューズレビューを書きましたが、私以外にもジャパン7のアッパーの耐久性を問題視していた人が多かったはずです。アッパーの問題を含めて今回どのようにシューズがアップデートされたのかを細かく見ていこうと思います。

 

1、特筆すべき点

 最初に何が大きく変わったのかについて書いてしまおうと思います。

 ズバリ言いますと、ミッドソールが柔らかくなったおかげで、クッション性が上がり、ジョグ〜インターバルまで使用できる幅広いニーズに応えたシューズになったと私は思います。

 アッパー含めたアップデートも非常に気に入っていますが、上記点が最も特筆すべき点かと思います。詳細に関しては以下に書いていこうと思います。

 

2、アッパーに関して

 アディゼロジャパン7はアッパーが非常に残念で、私の場合150kmしか走っていないのに、両側の小指周辺が破れてしまいました。それ以外は気に入っていたのに非常に残念でした。

 今回のアディゼロジャパン8ではメッシュアッパーにアッパーが変更され、前回ほど硬くはなくなった感じがあります。前回よりもアッパーの目が少し大きくなり、通気性も良いため、夏場の練習にはもってこいだと思います。逆に言うと冬は少し寒いかもしれません。

 ホールド感に関しては、踵部分が心許ないように見えますが、いざ履いてみると特に踵が抜けるような感じもなく、アッパー全体で足を包み込んでくれるので、非常に履き心地も良いです。ジャパン7のようなアッパーの硬さも感じないため私個人としては今回のアップデートは大正解だと思います。

 一点注意すべきだと思うのはサイズ感です。ジャパン8はジャパン7やジャパン6と比べるとやや大きいと感じました。いつもサイズ26か26.5で悩むのですが、今回は明らかに26.5ではサイズが大きく(指先が親指一本分ぐらい余る)、26でしっくりきました。

 

3、ミッドソール

 基本的な構造はジャパン6から変わっておらず、前足部にはLIGHTSTRIKE P PROが使用され、中足部から踵にかけてはLIGHTSTRIKEが使用されていると言う構造になっています。

 ただ、構造は同じにも関わらず履き心地は全く別物です。前足部に関しても前作よりもかなり柔らかさを感じることができるようになりました。その原因として考えられるのは、前作ではLIGHTSTRIKE P PROとアウトソールの間にLIGHTSTRIKEが挟まっていたのが、今作ではLIGHTSTRIKEがなくなり全てLIGHTSTRIKE P PROに置き換わっていることだと思います。そのため、LIGHTSTRIKEの硬さがなくなり、柔らかく感じるようになったのだと考えられます。

 また、中足部から踵にかけては前作ではLIGHTSTRIKEが使用されていましたが、今作ではLightstrike 2.0と新しい素材が使用されている点も見逃せません。LIGHTSTRIKE 2.0はLIGHTSTRIKEと比べると明らかに柔らかくクッション性にすぐれる素材になっています。走っていて特に顕著に違いを感じるのはJogの時です。私は中足部から踵部接地なのですが、Jogの際に踵部のクッションを非常に良く感じることができ、前作ではミッドソールが硬くて20km以上走ると足が痛くなっていたのですが、今作では25km走っても全然ダメージが来ないほど変わりました。

 一方で、スピードを上げたら反発がきちんと貰えるのか心配だったのですが、全く心配無用でした。インターバルでキロ3:15ぐらいで走ってみましたが、早く走れば走るほどミッドソールの柔らかさは感じなくなり、前作に近い「パッーン」と言う反発をもらうことができました。さらに言うと、前作よりも楽に足が回るような感じがあり、私は今作の方が足に合うなという感覚を持っています。

ミッドソール


 4、アウトソール

 アウトソールもジャパン7までと大きく変わりました。コンチネンタルラバーが前足部を広くカバーしている点は変わりないのですが、アウトソールの溝の深さがかなり浅くなっている点は大きな違いかと思います。ジャパン6の場合ですが、1000kmほど走ってもまだアウトソーるの溝が残っているほど耐久性に優れていたのですが、今作はどの程度までアウトソールが持ってくれるのか確認が必要かと思います。逆に言うと、アウトソールが薄くなった分、靴の柔らかさが増し、長距離走にも使用しやすくなったと捉えることができるかもしれません。

アウトソール

 5、まとめ

 本当は靴屋で試し履きだけして、安い靴を買う予定だったのですが、あまりの履き心地の良さと前回からの変化の大きさに衝撃を受けて、衝動買いをしてしまいました。定価で税込16,500円と決して安くはない買い物でしたが、今のところ買って大満足です。私はインターバルやペース走をする際にその前後にジョグを入れることが多く、Totalで20−25kmの練習にするようにしています。靴を履き替えるのが面倒くさいので、基本的に一足で済ましてしまうため、ジョグからインターバルまで対応可能なジャパン8は私の良い相棒になってくれそうです!!ジャパン6や7も好きなのですが、私にはどうも硬すぎるので、どうしてもインターバルやペース走のみでしか履けないという制約がありました。今後はアッパーとアウトソールの耐久性がどの程度なのかを確かめつつ、大きな問題があればまたこちらでシェアしていこうと思います。