じんたんのブログ

シカゴでの研究留学生活、その関連情報を記載していきます。

第76回富士登山競走

3月に板橋シティーラソンでサブ3を達成し、次なる目標はと考えた末に挑むことにしたのが、富士登山競走」です。

ランナーの間ではグランドスラムというものが存在し、

  • フルマラソンで3時間切り(サブ3)
  • 100kmマラソンで10時間切り(サブ10)
  • 富士登山競走山頂コース4時間半以内に完走(サブ4.5)

の三つを達成することで得られる称号になります。今後もフルマラソンは継続して行っていこうと思いますが、サブエガ(2時間50分切り)はかなり時間がかかりそうなので、練習は続けつつ、次なる目標に設定したのが富士登山競走」になります。

fujimountainrace.city.fujiyoshida.yamanashi.jp

 

1、富士登山競走とは

 これに関してはすでに色々な情報が出回っているので、ごく簡単にしか書きませんが、富士吉田市役所前(標高770m)から富士山山頂(距離21km、標高差3000m)を目指して駆け上がる過酷なレースになります。しかも、厳しいのが制限時間で、山頂まで4時間半以内に登り切らないといけません。完走率は非常に低く、例年50%前後と言われています。

 また、いきなり山頂コースに出場できる訳ではなく、富士吉田市役所から5合目の佐藤小屋までの5合目コースで2時間20分以内に完走しなければ、山頂コースの出場権がもらえません。

つまり、山頂コースに出場するには、最低でも2年かかるということになります。ただ2時間20分を切れば良いという訳ではなく、できるだけ早いタイムでゴールするのが理想的です。その理由は、山頂コースの出走順が5合目のタイムにより決定されるからです。スタート位置が後ろになればなるほど、スタート時や馬返し以降の渋滞がひどくなり、足切りに引っかかる可能性も上がります。一般的に、5合目コースを2時間7分程度で通過しない限り、山頂に制限時間内にたどり着くことは難しいと言われています。さらに5合目の足切りは2時間15分のため、2時間20分付近でゴールされている方は、5合目以降を走ることはできません。

 さらに、もう一つ大きな問題があります。5合目コースへのエントリーです。富士登山競走は定員が5合目コースは1500名前後であることから、非常に狭き門です。その結果、エントリー開始日に行われるクリック合戦に勝利しないと出場できません。日本一激しいクリック合戦とも言われているようで、開始10分もすると出場枠は全て埋まってしまうほどです。エントリー開始時間と同時にクリックし、あとはひたすら繋がるのを祈るしかありません。私は運良く、一回で5合目出場権を獲得することができました!!

 

2、レース前日

 以前はそうではなかったようですが、今年はレースの受付が前日であったため、近場に住まれている人以外は1泊する必要がありました。富士吉田市自体にあるホテルの数は多くないため、すぐにホテルが埋まってしまいます。出場が決まると同時にホテルを抑えるぐらいではないと近場のホテルは予約できないと思ってください。私は、友人8名と一緒にコテージを借りて、そこでワイワイ前日を過ごしました。受付も前日の夕方は車で会場付近はごった返すので、可能なら歩いて行ったほうが良いかもしれません。

 

3、レース当日(スタートまで)

 山頂コースは朝7時スタート、5合目コースは朝9時スタートとなります。

 8時30分から市役所前の道路が閉鎖され、ランナーが整列します。したがって、少なくとも8時前には会場入りしておくことをお勧めします。今年を見る限り、8時を過ぎるとトイレが非常に混み始め、長蛇の列が形成されていました。

 あと、今年は特にだと思いますが、スタート時点で28度という気温であり、8時半に整列した時点でそれから40−50分は飲水が取れないことになります(浅間神社の給水所まで)。したがって、暑ければペットボトルか何かに飲み物を入れて持参することをお勧めします。私は、整列前に結構飲んだのですが、スタートまでに結構汗をかいてしまい、走り始めの時点ですでに口が乾いていました。整列する道路沿いにゴミ箱があるので、そこで捨てても良いですし、浅間神社まで行ってそこで捨ててもどちらでも良いと思います。

 次に大切なことは、できるだけ前からスタートするという点です。今年からスタートがゼッケンの番号によって、5つに分けられました。それぞれの列に単純計算で300人ほどいるわけで、遅く整列するとその分後ろになってしまいます。2回目以降5合目コースに出走される方は、前年のタイムによって前のグループからのスタートとなりますが(恐らく1番前、2番目)、初年度の方は多くの方が一番後ろか後ろから2番目のグループからスタートになります。市役所前の通りが非常に狭いため、最初の500mはほとんど抜けないと思ってください。

 

4、レース当日(スタートからゴールまで)

 私は幸い前から3番目のグループの一番前からスタートしましたが、それでもスタートまでに30秒弱、その後もなかなか抜くことができませんでした。

 整列した市役所前の通りを500mほど走ったら、左折しますが、平坦な道はこの500mだけだと思ってください。あとはずっと上りです。左折すると、正面に富士山の姿を目にすることができますが、衝撃的なのは、ずっと結構な坂がすでに続いているということです。

 浅間神社までの2.8kmは坂も意外とキツく、混雑していることもあり、あまり飛ばしすぎない方が良いと思います。私は抜きたい衝動に駆られてしまい、最初の1kmを4:08で入ってしまい、その後は1km4:40ぐらいのペースで走りました。結構な数の人を抜くことはできたのですが、浅間神社に着いた時点ですでにバテバテの状態でした。気温が高かったこと、やはり高度が高いことで一気に消耗したのだと思います。

 浅間神社から1−2kmは坂もさほどキツくないこと、木陰に入ることからある程度気持ちよく走ることはできますが、その後坂は徐々にキツくなり、約7km地点の中の茶屋では平均斜度は7%ぐらいになっています。本来であれば、馬返しまでは走り、馬返し以降は歩くと決めていたのですが、あまりに息が上がるため、馬返し2km手前から歩いたり走ったりを繰り返すようになりました。

 やっとの思い出馬返しの到着し、時間は1時間1分36秒でした。目標としていた60分切りは達成できませんでした。馬返しからは渋滞が発生し、スピードを上げようにもなかなか上げられません。ただ、今回に関してはそれが功を奏して、2合目ぐらいまでで呼吸も足もだいぶ回復し、3合目以降は坂でも急でなければ走れるまでになってきました。平坦な部分も一部あるため、そこで他のランナーを抜き、ラストスパート。

 5合目コース1時間57分3秒(総合順位169/1338)で無事ゴールすることができました。今までのレースの中で一番きつかったと言っても過言ではありません。周囲の友人達からは1時間50分切りできる走力はあると言われていただけに、自分にがっかりしてしまいました。ただ、試走も一度もせず臨んだので、よくやった方かなと思います。山頂コースの出場権が得られたので、来年は山頂かと思うと、気が重くなりますが、今度は準備期間が十分あるため、ゆっくり山仕様に足を作り替えて挑もうと思います。

 

5、練習に関して

 クリック合戦に勝ってから、約4ヶ月間は練習に坂道走を多く取り入れるようにしました。レース直前の2ヶ月は月間獲得標高は6000mを超え、月間走行距離も300kmを超えていました。

 ただ問題となるのは11kmも連続して登り続けるような坂があまりないということです。私の住んでいる地域には700mぐらいの距離の坂はあってもそれ以上はありません。したがって、登ったら下らないと登れないというジレンマに陥ります。やはり連続して登り続ける脚力・心肺機能が必要となるので、私は7月に2回ほどヤビツ峠を走りに行きました。距離は11kmちょっとで獲得標高700mぐらいあるので、富士吉田市役所から馬返しまでの練習にぴったりです。ただ、一つ忘れてたのは、ベースの標高が違うため、ヤビツ峠で走れたからといって富士登山競走で走れるとは限らないということです。ヤビツ峠を走るのであれば、レースペースよりも早いペースで走るとか、途中まで下って再度登るとか、負荷を上げたトレーニングをしないといけないと思います。または、ヤビツ峠から大山までがちょうど馬返しから5合目までのトレイルの練習にもなるので、大山までしっかり登るとかしたほうが良いです。私は、ヤビツ峠を走り切ったということだけで満足してしまっており、そこが今回目標タイムに及ばなかった敗因だと思います。

 あと、馬返し以降は階段が疲れ切った足に追い打ちをかけてきます。したがって、普段の練習から階段を30分程登り続ける練習をしたり、段差の多い階段を想定して登ったりと、ただ走る以外の部分も総合的に鍛えると良いと思いました。

アディゼロジャパン8 シューズレビュー

久しぶりのブログ更新です。4月から新しい職場で仕事を始めたため、なかなかブログをする時間がありませんでした。これからはまた少しずつ記事を書いていこうと思います。

 

かなり久しぶりになりますがシューズレビューをしようと思います。

今回レビューする靴は「アディゼロジャパン8」です!!

 

以前の記事でアディゼロジャパン7に関するシューズレビューを書きましたが、私以外にもジャパン7のアッパーの耐久性を問題視していた人が多かったはずです。アッパーの問題を含めて今回どのようにシューズがアップデートされたのかを細かく見ていこうと思います。

 

1、特筆すべき点

 最初に何が大きく変わったのかについて書いてしまおうと思います。

 ズバリ言いますと、ミッドソールが柔らかくなったおかげで、クッション性が上がり、ジョグ〜インターバルまで使用できる幅広いニーズに応えたシューズになったと私は思います。

 アッパー含めたアップデートも非常に気に入っていますが、上記点が最も特筆すべき点かと思います。詳細に関しては以下に書いていこうと思います。

 

2、アッパーに関して

 アディゼロジャパン7はアッパーが非常に残念で、私の場合150kmしか走っていないのに、両側の小指周辺が破れてしまいました。それ以外は気に入っていたのに非常に残念でした。

 今回のアディゼロジャパン8ではメッシュアッパーにアッパーが変更され、前回ほど硬くはなくなった感じがあります。前回よりもアッパーの目が少し大きくなり、通気性も良いため、夏場の練習にはもってこいだと思います。逆に言うと冬は少し寒いかもしれません。

 ホールド感に関しては、踵部分が心許ないように見えますが、いざ履いてみると特に踵が抜けるような感じもなく、アッパー全体で足を包み込んでくれるので、非常に履き心地も良いです。ジャパン7のようなアッパーの硬さも感じないため私個人としては今回のアップデートは大正解だと思います。

 一点注意すべきだと思うのはサイズ感です。ジャパン8はジャパン7やジャパン6と比べるとやや大きいと感じました。いつもサイズ26か26.5で悩むのですが、今回は明らかに26.5ではサイズが大きく(指先が親指一本分ぐらい余る)、26でしっくりきました。

 

3、ミッドソール

 基本的な構造はジャパン6から変わっておらず、前足部にはLIGHTSTRIKE P PROが使用され、中足部から踵にかけてはLIGHTSTRIKEが使用されていると言う構造になっています。

 ただ、構造は同じにも関わらず履き心地は全く別物です。前足部に関しても前作よりもかなり柔らかさを感じることができるようになりました。その原因として考えられるのは、前作ではLIGHTSTRIKE P PROとアウトソールの間にLIGHTSTRIKEが挟まっていたのが、今作ではLIGHTSTRIKEがなくなり全てLIGHTSTRIKE P PROに置き換わっていることだと思います。そのため、LIGHTSTRIKEの硬さがなくなり、柔らかく感じるようになったのだと考えられます。

 また、中足部から踵にかけては前作ではLIGHTSTRIKEが使用されていましたが、今作ではLightstrike 2.0と新しい素材が使用されている点も見逃せません。LIGHTSTRIKE 2.0はLIGHTSTRIKEと比べると明らかに柔らかくクッション性にすぐれる素材になっています。走っていて特に顕著に違いを感じるのはJogの時です。私は中足部から踵部接地なのですが、Jogの際に踵部のクッションを非常に良く感じることができ、前作ではミッドソールが硬くて20km以上走ると足が痛くなっていたのですが、今作では25km走っても全然ダメージが来ないほど変わりました。

 一方で、スピードを上げたら反発がきちんと貰えるのか心配だったのですが、全く心配無用でした。インターバルでキロ3:15ぐらいで走ってみましたが、早く走れば走るほどミッドソールの柔らかさは感じなくなり、前作に近い「パッーン」と言う反発をもらうことができました。さらに言うと、前作よりも楽に足が回るような感じがあり、私は今作の方が足に合うなという感覚を持っています。

ミッドソール


 4、アウトソール

 アウトソールもジャパン7までと大きく変わりました。コンチネンタルラバーが前足部を広くカバーしている点は変わりないのですが、アウトソールの溝の深さがかなり浅くなっている点は大きな違いかと思います。ジャパン6の場合ですが、1000kmほど走ってもまだアウトソーるの溝が残っているほど耐久性に優れていたのですが、今作はどの程度までアウトソールが持ってくれるのか確認が必要かと思います。逆に言うと、アウトソールが薄くなった分、靴の柔らかさが増し、長距離走にも使用しやすくなったと捉えることができるかもしれません。

アウトソール

 5、まとめ

 本当は靴屋で試し履きだけして、安い靴を買う予定だったのですが、あまりの履き心地の良さと前回からの変化の大きさに衝撃を受けて、衝動買いをしてしまいました。定価で税込16,500円と決して安くはない買い物でしたが、今のところ買って大満足です。私はインターバルやペース走をする際にその前後にジョグを入れることが多く、Totalで20−25kmの練習にするようにしています。靴を履き替えるのが面倒くさいので、基本的に一足で済ましてしまうため、ジョグからインターバルまで対応可能なジャパン8は私の良い相棒になってくれそうです!!ジャパン6や7も好きなのですが、私にはどうも硬すぎるので、どうしてもインターバルやペース走のみでしか履けないという制約がありました。今後はアッパーとアウトソールの耐久性がどの程度なのかを確かめつつ、大きな問題があればまたこちらでシェアしていこうと思います。

通勤トレラン開始!!

3月末にサブ3を達成してから、ちょっとランニングに対するモチベーションが下がりはじめていたことに加え、風邪を引いたり、足の痛みが出たりとランニングから離れる機会が多く、週間走行距離も30kmまで減少してしまいました。なんとか再度モチベーションを上げたいなと思っていた矢先、4月から静岡で働くことになりました。JR静岡駅から職場まで通勤ランで通っていたのですが、その距離は約4km。ちょっとトレーニングも兼ねるとしては短いんですよね。ただ、走っていて気づいたのは、職場の左手に低い山がだらだらと連なっているじゃないですか!!

ということで、どうせ4km走るなら、山を走ったら効率が良いのではないかと思い立ち、ネットで色々と情報収集をしたところ、初心者でも走れそうだということがわかりました。

https://yamap.com/activities/3258732

 

ものは試しと、履き慣れたエボライドで翌日山の中に入ってみました。

神社の裏手を登っていきます。延々と階段です。

浅間神社の神社の境内に沿って進んでいくと階段があります。そこを登っていくと、賎機山公園に辿り着きます。階段は結構きついですが、ここまでは足を止めず走ることができました。

そのまま進んでいくと、手を使わないと登れないような急な階段もあったり、ずっと走り続けることは難しいコースでした。汗びっしょりになりながらなんとか最初の山の頂上へ。

かなり登ってきたのがわかると思います。静岡の街は遥か下です。

そのまま登ったり下ったりを繰り返し、ようやくもう一つの山の山頂へ。

途中道を間違えそうになりましたが、基本的には浅間神社・鯨ヶ池という看板が立っており、鯨ヶ池方向へ走っていけば問題ありません。

私の場合には鯨ヶ池まで行ってしまうと、かなり職場から離れてしまうので、途中から車道に出て山を下ります。

淺間神社から職場までちょうど5kmで、獲得標高は260m。時間としては38分で到着しました。かなり心拍も上がりますし、足腰にも負荷がかかるので、ロードの5kmとは雲泥の差です。かなり疲れました。これだけ登って下って、たったの獲得標高260mかと思うと、獲得標高1500mとかのレースに出ている人って化け物だなと思いました。

 

今回はエボライドで走ったのですが、木の根がたくさんあったり、階段や坂が滑りやすかったりとエボライドでは滑って怪我をしそうな場面が多かったです。そこで、通勤用にロードも山も走れるトレランシューズを買うことにしました。

 

今回買ったのは、OnのCloudvistaというトレランシューズです。

www.on-running.com

こちらのシューズに関するレビューはもうしばらくしてから書こうと思いますが、靴の先端がしっかりゴムで補強されており、アウトソールもグリップがしっかりしていて、滑りにくいと思いました。また、トレランシューズはどれも重いなと思ったのですが、このシューズは26.5cmで280g弱で、そこまで重さを感じません。また、最大の売りは踵がしっかりしすぎていないため、ロードを走っても違和感がない点です。おすすめの通り、短距離から中距離のトレラン向きで、ロードとトレイルの切り替えがスムーズな点が売りだと思います。

ただ、やはりランニングシューズとは異なり、キロ5分ぐらいのペースだと全く問題ないのですが、キロ4分ぐらいまでペースを上げると、反発をあまり感じませんし、スピードは出しにくいなと感じました。

 

Cloudvistaを履いて、先ほどのコースも走りましたが、靴先が根っこで擦れて靴が破れたりする心配もないですし、グリップ力もエボライドと比べて極端に違うので、安心して走れました。100kmぐらい走ったらレビューしようと思います。

Midjourneyが面白い!!

最近話題のMidjourneyを使用して、画像を作ってみました。

非常に簡単で、インパクトのある画像を作成できるので、是非みなさんやってみて下さい。

手順は二つです。

Discordというアプリをダウンロードして、Sign inする。

そこからMidjourneyを検索し、会員登録するだけです。ただ、現在このMidjourney、人気が急騰しすぎて、有料会員にならないと画像作成ができなくなったようです!!

私は、数ヶ月遊んでみようと思い、Standard会員(月30ドル)になりました。

Midjourneyで作成した画像 その1

上の画像は、心臓が赤く光、情熱に満ち溢れている未来の日本人医師というように指示を出したものです。

/image promptと打ち、その後に、A future 40-year-old Japanese male doctor in a white coat with a stethoscope around his neck. His heart glows red and is full of passion.と入れてあげれば上のような画像が4つ出来上がります。その中から自分が好きな画像を選択するという流れになります。残念ながら現時点では日本語非対応なので、英語でプロンプトを入力しなければなりませんが、DeepLを使用すれば簡単に英語に翻訳できるので英語でも簡単に思ったような画像が作成可能です。

 

上のような格好良いイメージも作成できますし、下記のようなイラストも書くことができます。

Midjourneyで作成した画像 その2

これは、健康や予防を専門にしている循環器疫学者のイメージをイラストにしたものです。フルーツ等の健康によりものが沢山描出されていることで、インパクトある画像ができています。この絵に関しては、ChatGPTに循環器疫学者のイメージ図を作成する方法を教えて下さいと入力すると、フルーツや運動のイメージをふんだんに載せることを推奨されました。それを英語に翻訳してMidjourneyに掘り込んだだけです。

 

より細かな指示を入れたり、プロンプトを工夫することで、自分のイメージに合った画像が得られるかもしれませんし、予期しないような画像が出てくるかもしれません。ただ、そこも含めて非常に面白いなと感じています。また、人体の血管走行や臓器なんかも描出できたりするので、非常に授業の準備との相性も良いなと思いました。これからもいろいろとやってみようと思います。

サブ3達成!!!!!

2023年3月19日に板橋シティーラソンで市民ランナーで目標としている人が多いサブ3(フルマラソン3時間ギリ)を無事達成できました!!

今回は40歳の私が、ランニングを始めて2年、フルマラソン4回目でサブスリーを達成した練習に関して記載していこうと思います。ただ、私の練習方法が皆さん全員に効果がある訳ではないと思いますので、あくまで一つの練習方法として読んで頂ければと思います。

記録証
  • 総力に関して

まず、私の総力に関して記載します。少し古いものもありますが、基本的には全て数ヶ月以内のデータです。

1、1km走;3分25秒

2、5km走;19分27秒

3、10km走;39分35秒

4、ハーフマラソン;1時間25分30秒

5、フルマラソン(ネット):2時間58分59秒

 

ここから分かると思いますが、私はスピード型というよりはかなりのスタミナ型であると考えられます。

これには色々と理由があると思いますが、一人で練習することが多かったため、インターバルを定期的に行うことはせず、閾値走やレースペース走前後のスピードで走る練習を中心に行ってきたということが影響していると思います。

 

インターバルはサブ3をする上でのスピードの余裕度を上げるトレーニングです。元々陸上をしていてスピードは出しやすいとか、あまりスピードは出せないけどもキロ4;00ぐらいまでならなんとか出せるという人は、インターバルは不要かもしれません。そのような方は、レースペースや閾値ペースでの練習に重点を置くことで、総力は大幅に向上すると思います。

 

  • 月間走行距離はどれくらいが必要か?

巷では250−300kmぐらい距離をサブ3を目指すなら踏む必要があると言われています。私の場合ですが、250kmを超えて練習したのは5ヶ月だけで、あとは200−250kmぐらいの練習しかしていません。私は、ゆっくりしたジョグはほとんどせず、キロ4:45−5:00前後のジョグがほとんどです。したがって、ゆっくり長距離走る人よりも強度が強い練習が多いと考えられ、平均250kmちょっとでもサブ3が可能だったのかもしれません。

板橋前までの1年の走行距離
  • 坂道走

ここ数ヶ月で総力がグッと伸び、粘り強くなってきたなと感じていますが、その一番の要因は坂道をよく走ることになったことが挙げられます。シカゴに居た昨年の12月までは基本的には平坦な道しかないため、ほとんど坂道走はできませんでした。しかし、シカゴから横浜に移ってきてからは逆に坂道しかなく、15kmを走ったら獲得標高150mとかいうこともザラになりました。したがって、12月末から急激に獲得標高が上昇しているのが見てわかると思います。

1年間の獲得標高

坂道走の登りでは裏ももや臀部が鍛えられ、下では前ももが鍛えられます。私は、ゆっくりしたジョグを坂道でするのはもちろんですが、サブ3ペース(キロ4:15)で坂道走(15-16km)を度々するようにしていました。インターバルに近いような心肺への負荷に加え、上り坂でもスピードを落とさず登らないといけないので、脚力も鍛えられました。その結果、平地で走った時にキロ4:15が非常に楽にゆっくりとしたペースにすら感じられるようになりました。今回のサブスリーの一番の立役者はこの「坂道走」だと思います。

 

  • 練習メニューに関して

今年に入ってからの練習メニューは以下の通りです。

月曜日:休み

火曜日:10-15kmのテンポ走+ビルドアップ走(最初 キロ4:30-4:45で走り、最後1−2キロは4:00ぐらいまで上げて終わる)

水曜日:休み

木曜日:10-15kmのジョグ(平均ペース キロ4:45-5:00)

金曜日:休み

土曜日:10km(ランニングクラブ練習会、平均ペース キロ4:10−4:30)

日曜日:25−30km(ランニングクラブ練習会、平均ペース キロ5:00-5:30)

土日両方行くこともありましたが、片方だけのこともありました。片方だけ行く場合にはできるだけ30km前後走るようには調整していました。土曜日はメンバーに早い人がいれば坂道でペース走キロ4:10前後になりますし、いない場合やメンバーが疲れている時はキロ4:30ぐらいのペースで話しながら走るという感じです。この練習で習慣走行距離は60-70km前後になります。

 

私の練習メニューは休みの日が多いです。月大体20日ぐらいしか走りません。ペースが早いので回復に時間がかかるため休みを多めに取っていることと、こまめにちょっとずつ走るより、一回の走行距離をできるだけ長めに取って足を作るということを意識してメニューを組んでいます。

来季のマラソンでは、2時間55分を切ることを目指してトレーニングしようと思いますが、インターバルトレーニングをしなくてもこの目標は達成できると確信しています。ただ、サブエガをしようと思うと、キロ4:00を楽に出す必要があるため、インターバルによるベースのスピードの底上げが必須かなと感じています。

  • ランニングチームに入るべし

あとは、ランニングチームへ入ったことが強くなったもう一つの理由だと思います。シカゴでは基本的に一人で走っていたので、きつい練習は避け、気持ちいいペースや少しきついぐらいのトレーニングで終えることが多かったです。しかし、ランニングチームに昨年12月末から入ったのですが、自分よりも早い人について行ったり、きついところで我慢したり機会が増え、自分を今までよりも格段に追い込むことができました。

 

以上が私の練習方法になります。

この方法は私のようにスタミナ型の方には比較的合うのではないでしょうか。苦手を克服するよりも得意を伸ばす(継続しやすいというメリットがある)方法はサブ3ぐらいまでなら十分に通用すると思います。ただし、サブエガレベルになると、キロ3:55-4:00ぐらいで走り続ける必要があり、私の場合にはスピードが足りないのでインターバルトレーニングを取り入れなければならないと思います。

 

今季のフルマラソンはこれで終了となりますが、7月28日に富士登坂競争(5合目コース)に参戦することが決まりました!!体が回復したら坂を登ることに特化した練習等を取り入れ、来年富士山頂コースに出場できるように確実に5合目コースを突破しようと思います。

大阪マラソン2023

2023年2月26日、大阪マラソン2023に参加してきました。今回が人生3度目のフルマラソンになりますが、今まで参加した中で最も大きな大会で、約3万人のランナーが参加したようです。

1、ビブ受け取り、Expoについて

 大会の週の金曜日・土曜日がビブの受け取りになります。当日の受け取りは一切できません。私は、土曜日の夕方17時半ぐらいに行ったのですが、この時間帯は待ち時間なしで入ることができました。ただ、土曜日の日中は大混雑だったようで、友人は入るのに1時間近くかかったと言っていました。金曜日に受け取りに行った友人はかなり空いていたと言っていたので、金曜日か土曜日の夕方以降に行くのが良いと思います。

 

2、大会当日朝

整列時の様子


当日は曇りですが、時折青空が顔を覗かせていました。ただ、風が意外と強く、気温は朝の時点で2度ぐらいだったのですが、体感気温はもっと低かったように思いました。

 9時15分出走だったので、7時55分ぐらいに会場入りしたのですが、すでにトイレは大渋滞。友人と着替えたり、荷物を預けたりしていたら8時半ぐらいになってしまい、急いでスタートに向かうものの、これもまた大渋滞。結局グループBに並べたのは8時50分ぐらいで、グループBの半分よりも後ろの方になってしまいました。トイレにも行きたかったのですが、スタートでかなり後ろになってしまうのも嫌だったので我慢することにしました。

 

3、スタートから10キロ

 9時15分に号砲がなりランナーがスタート。私はグループBの真ん中より後ろだったのですが、スタートラインを越えるのに1分30秒程度かかりました。スタートを超えた後も、渋滞は続き、最初の1キロは頑張って人を抜いたのですが、それでも4分40秒かかってしまいました。その後も、周りには早いランナー、遅いランナーが混在しているため、なかなかペースが安定せず、早い時はキロ3分50秒、遅い時は4分20秒と乱高下を繰り返しました。最終的に目標としていたペースキロ4分10秒前後で安定して走ることができるようになったのは10kmを超えてからでした。

 

4、10キロから30キロ手前

 10キロからペースも安定してきたのですが、レース前に行けなかったトイレが限界に。11キロ地点で道から離れていない場所に良いトイレを発見したので駆け込みました。しかし、ここで40秒ぐらいのロス。

 その後はキロ4分10秒前後ペースで30キロ手前までただただ無心に走って行きました。大阪マラソンは折り返しが非常に多いので、サブスリーのペーサー(グループAからスタート)と何度もすれ違うのですが、スタートの時点で1分30秒ぐらいの差がついているので、それにグループBの後方から追いつくのは至難の業です。30キロぐらいで追いついたら良いなというぐらいで焦らずに走って行きました。

 

5、30キロからゴールまで

 30キロ手前に大阪マラソンの最大の難所である千日前通りの坂があります。そこまでどれだけ足を残せるかが重要だと思って、できるだけ足を温存して走っていました。坂に差し掛かった際にサブスリーのペーサーが坂の上の方に見えたのが良くなかった。この坂で追いついてやろうと思ってペースアップし、下り坂もガンガン飛ばしてペーサーまで100mぐらいのところまで近づけました。ただ、その代償が大きく、33キロから左脹脛が攣り、その後、両足の全ての筋肉が攣って走っては止まると言うのを繰り返す自体に陥ってしまいました。

 疲労は全然感じていませんでしたし、足自体もいつも長距離を走った後のようなだるさもなかったのですが、ただただ、足が攣るというのを繰り返し、1−2キロ走っては足が攣るの繰り返し。ただ、攣っていない時はキロ4;15ー20ぐらいで走れるので、なんでこうなったのか自分でもよく分かりません。

 結果は、グロスで3時間2分19秒(ネットで3時間0分45秒)と言う残念な結果になってしまいました。

レースのペース

大会結果

6、レースを振り返って

 反省点はいくつもありますが、大きな怪我もなく、普段走れない大阪市内の大きな道を走ることができて本当に気持ちよかったです。

 サブスリーを目指して練習してきたので、結果だけを見ると非常に残念な結果のように見えますが、今まで漠然としていたサブスリーと言うものが、すぐ目の前にあることが分かり、次回自信を持ってサブスリー達成ができそうだと思うことができ、自信になりました。これは非常に大きな収穫です。

 ただ、サブスリーを余裕で達成できるほどの走力はないことも同時に明らかになり、整列の時点でできるだけ前に並ぶようにするとか、トレイをきちんと済ますとか、できる限り余裕を持ってゴールを狙える努力をすべきであることは言うまでもありません。今回はこの部分を怠ったのが最大の敗因です。

「kk」きたー!!

最近はランニング関連の記事ばかり書いていますが、本日メールをしていた時に4年間であったこともない表現が出てきたので共有しようと思います。

 

非常に簡単なメール・テキスト上で用いられるスラングで、「kk」という表現です。

kkはOkey Coolの略語のようで、若者の間でよく使用されているそうです。

本日引っ越しに際して、Facebook Marketplaceで間接照明を売っていたところ、突然黒人の女性から連絡があり、集合時間・場所を伝えた後に「kk」とのみ返信がありました。

みなさんも、仲の良い友達同士の間で「kk」使ってみてはどうでしょうか?確かに2語が2文字になるので打つのは極端に早いですね笑。